特許
J-GLOBAL ID:200903080020353154

自動通訳装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048766
公開番号(公開出願番号):特開平10-247194
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 既翻訳の誤り発話意図などの違いに対して適切な用例を検索して文全体としての整合性を保って翻訳して音声合成することができる自動通訳装置を提供する。【解決手段】 発話内容調整部6は、翻訳生成部5から出力される目的言語の翻訳結果の文字列と、前の段階で確定されて音声合成部7に出力されて出力結果記憶部14に記憶された、目的言語の翻訳結果の文字列とを比較して、語順や発話意図において違いがあるときに、対訳用例記憶部14内の複数の対訳用例を参照して、対応する対訳用例を検索し、文全体として整合性を保持することができるように、翻訳生成部5から出力される目的言語の翻訳結果の文字列の発話内容を調整しかつ確定して出力する。発話内容調整部6は、翻訳生成部5から出力される目的言語の翻訳結果の文字列と、上記検索された対応する対訳用例との意味的距離が最小となりかつ語順及び発話意図において整合性がとれるように調整する。
請求項(抜粋):
入力される原言語の発声音声文からなる文字列を目的言語の文字列に翻訳した後、翻訳後の文字列を音声合成する自動通訳装置において、入力される原言語の発声音声の音声信号に基づいて、上記発声音声を音声認識することにより、原言語の文字列に変換して出力する音声認識手段と、原言語の発声音声文における複数の分割パターンを予め記憶する第1の記憶手段と、上記音声認識手段から出力される原言語の発声音声文からなる文字列を、上記記憶手段に記憶された複数の分割パターンを参照して、上記文字列を分割する原文分割手段と、上記原文分割手段によって分割された文字列を、分割された単位毎に目的言語の翻訳結果の文字列に翻訳を行う部分翻訳手段と、上記入力される原言語の発声音声文からなる文字列を分割せずに、目的言語の翻訳結果の文字列に翻訳を行う全翻訳手段と、上記部分翻訳手段による翻訳結果の文字列と、上記全翻訳手段による翻訳結果の文字列とを比較して、冗長な表現の省略を行うように目的言語の翻訳結果の文字列を決定して出力する翻訳生成手段と、上記翻訳生成手段から出力される目的言語の翻訳結果の文字列と、前の段階で発話内容調整手段によって確定された目的言語の翻訳結果の文字列とを比較して、語順や発話意図において違いがあるときに、所定の複数の対訳用例を参照して、対応する対訳用例を検索し、文全体として整合性を保持することができるように、上記翻訳生成手段から出力される目的言語の翻訳結果の文字列の発話内容を調整しかつ確定して出力する発話内容調整手段と、上記発話内容調整手段から出力される目的言語の翻訳結果の文字列を音声信号に変換して出力する音声合成手段を備えたことを特徴とする自動通訳装置。
IPC (3件):
G06F 17/28 ,  G10L 3/00 ,  G10L 3/00 551
FI (3件):
G06F 15/38 P ,  G10L 3/00 R ,  G10L 3/00 551 C

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