特許
J-GLOBAL ID:200903080023089610

光ファイバ遅延時間差測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-321781
公開番号(公開出願番号):特開平11-153512
出願日: 1997年11月21日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 光源の不安定動作に伴って測定精度が変化し、またパルス法で測定精度を高めると高速の測定機器が必要となる。【解決手段】 強度変調光を2以上に分岐して光路長の異なる2以上の分岐経路1の各々に伝搬可能であり、これら分岐経路1に伝搬させた2以上の強度変調光の合成光強度を観測可能とした測定系において、前記各分岐経路1に光ファイバ2を挿入した状態と挿入しない状態の夫々で強度変調光の合成光強度を極小値にする強度変調光の変調周波数fを見い出し、これら変調周波数fから光ファイバ2を挿入した状態と光ファイバ2を挿入しない状態の夫々について分岐経路1間の遅延時間差を導出し、光ファイバ2を挿入した状態での分岐経路1間の遅延時間差と被測定光ファイバ2を挿入しない状態での分岐経路1間の遅延時間差との差から各分岐経路1に挿入された光ファイバ2間の遅延時間差を導出する。
請求項(抜粋):
強度変調光を2以上に分岐して光路長の異なる2以上の分岐経路(1)の各々に伝搬可能であり、これら分岐経路(1)に伝搬させた2以上の強度変調光の合成光強度を観測可能とした測定系において、前記各分岐経路(1)に光ファイバ(2)を挿入した状態と挿入しない状態の夫々で強度変調光の合成光強度を極小値にする強度変調光の変調周波数fを見い出し、これら変調周波数fから光ファイバ(2)を挿入した状態と光ファイバ(2)を挿入しない状態の夫々について分岐経路(1)間の遅延時間差を導出し、光ファイバ(2)を挿入した状態での分岐経路(1)間の遅延時間差と被測定光ファイバ(2)を挿入しない状態での分岐経路(1)間の遅延時間差との差から各分岐経路(1)に挿入された光ファイバ(2)間の遅延時間差を導出するようにしたことを特徴とする光ファイバ遅延時間差測定方法。

前のページに戻る