特許
J-GLOBAL ID:200903080023289937

斜板型コンプレッサ-のポリマ-金属コ-ティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 靖雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-238168
公開番号(公開出願番号):特開2000-073947
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】耐摩耗性、低い摺動摩擦加えて良好な温度伝導性を持つ被膜を提供する。【解決手段】斜板型コンプレッサーが、その軸に平行に配置されるシリンダー・ボア18を持つシリンダー・ブロック12, 14を有する、である。シリンダー・ブロック内に回転自在に取付けられる回転シャフト22が、アルミニウム又は鉄合金の斜板20を保持する。斜板は回転シャフトに固定され、2つの表面26と端面28を持つ。斜板は、ポリマー基であって1〜20容積%の金属粒子を含む熱硬化性複合物質の被膜を持つ。金属粒子は、Cr, Ni, Fe, Cu, Mo, Al又は、それら又はそれらの合金のいずれかの混合物から選択される。複合物のポリマー部分は3〜20容積%のPTFE及び樹脂バインダーを有する。シリンダーボア内で往復動可能とされたピストンは、ピストンと斜板表面との間に摺動自在に介在し、斜板の回転によりピストンを往復動させるシューを含む。
請求項(抜粋):
その軸に平行に配置されるシリンダー・ボアを持つシリンダー・ブロック、該シリンダー・ブロック内に回転自在に取付けられる回転シャフト、上記シリンダー・ブロック内で上記回転シャフトと共に回転するために、該回転シャフトに固定される斜板、上記シリンダー・ボア内で往復動可能とされるピストン、及び上記ピストンと上記斜板との間に摺動自在に介在するシュー、を有する斜板型コンプレッサーであって、上記斜板は、アルミニウム基合金又は鉄基合金からなる母材及び、上記斜板の表面の少なくとも部分の上の被膜層であって、 (1) 3〜20容量%のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、(2) 60〜92容量%の樹脂バインダー及び(3)クロム、鉄、ニッケル、銅、モリブデン、アルミニウム、それらの合金及び、それら又はそれらの合金の混合物からなる群から選択された1〜20容積%の金属粒子の、それぞれの成分の量が独立して被膜の全容積に基くものであり、硬化した被膜が6Hより大きい硬さを持つ、熱硬化性ポリマー・金属複合物を有する被膜層を有し、上記斜板の表面の上記被覆された部分が、上記シューと摺動可能に接触する、コンプレッサー。
FI (3件):
F04B 27/08 A ,  F04B 27/08 E ,  F04B 27/08 L

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