特許
J-GLOBAL ID:200903080024738840
高疲労強度浸炭焼入品の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342162
公開番号(公開出願番号):特開平5-156421
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 ショットピーニングによる表面圧縮残留応力付与の効果をより材料内部深くまで到達させることによって、特に材料内部起点の疲労破壊に対して強い材料の製造方法を提供する。【構成】 C,Si,Al等を夫々所定量含有すると共に、Mn,Ni,Cr,Moよりなる群から選択される2種以上の元素を所定の条件を満足する様に含有し、残部鉄および不可避不純物からなる鋼材に、所定の条件を満足する様な浸炭または浸炭窒化処理を施し、引き続きオーステナイト単相域から焼入れを行なうことによって、浸炭焼入硬化層の最大硬さがHv:550 〜620、且つ表面から300μm までの深さまでにおける残留オーステナイト面積率が20%以下となることのない鋼材を得、その後アークハイト:0.6mmA以上の条件でショットピーニング処理する。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.1 〜0.4 %,Si:0.3 %以下,Al:0.02〜0.08%を夫々含有すると共に、Mn:0.3 〜3.1 %,Ni:0〜6%,Cr:0〜1.2 %,Mo:0〜1.2 %よりなる群から選択される2種以上の元素を下記(1) 式を満足する様に含有し、残部鉄および不可避不純物からなる鋼材に、下記(2) 式を満足する様な浸炭または浸炭窒化処理を施し、引き続きオーステナイト単相域から焼入れを行なうことによって、浸炭焼入硬化層の最高硬さがHv:550〜620 、且つ表面から300 μm 深さまでにおける残留オーステナイト面積率が20%以下となることのない鋼材を得、その後アークハイト:0.6mmA以上の条件でショットピーニング処理することを特徴とする高疲労強度浸炭焼入品の製造方法。 6.4 %≦2[Mn]+[Ni]+[Cr]+[Mo]≦8.2 % ...(1) 但し、[ ]は鋼中に存在する各元素の重量%を示す。 0.55%≦表面炭素量(重量%)+表面窒素量(重量%)≦0.90% ...(2)
IPC (7件):
C23C 8/22
, C21D 6/00
, C21D 7/06
, C23C 8/80
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
, C22C 38/58
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