特許

J-GLOBAL ID：200903080030677977

高振動減衰能を有する機械構造用鋼の製造方法

発明者： 太田 裕樹 ,  小関 智也 ,  森影 康 ,  天野 虔一
出願人/特許権者： 川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 小林 英一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-245063
公開番号（公開出願番号）：特開平7-097624
出願日： 1993年09月30日
公開日（公表日）： 1995年04月11日
要約：

【要約】【目的】 制振性に優れ、かつ高い強度と靱性を有する制振性鋼板の製造方法を提供する。【構成】 Fe-(1.0〜7.0)%Al-(0.05〜1.50)%Cu系制振鋼板において、Cuによる析出強化を目的とした450〜700°Cでの最終熱処理に先立ち、室温で1〜5%歪みを付与する。

請求項（抜粋）：

C:0.02wt% 以下、Si:0.02 wt% 以下、Mn:0.08 wt% 以下、Cu:0.05 〜1.50wt% 、Al:1.0〜7.0 wt% 、N:0.0080wt% 以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物よりなる鋼材を、1000〜1300°Cに加熱後、圧延仕上げ温度を650 〜1000°Cとする熱間圧延を施し、引き続き冷却速度0.1 °C/ s 以上で室温まで冷却を行い、ついで800 〜1300°Cに加熱保持する中間熱処理を施した後、室温で1 〜5%の冷間加工を行い、さらに、450 〜700 °Cに保持する最終熱処理を施すことを特徴とする高振動減衰能を有する機械構造用鋼の製造方法。

IPC (3件)：

C21D 8/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16