特許
J-GLOBAL ID:200903080038399151

自然生態自己復元式法面工法および法面構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-144902
公開番号(公開出願番号):特開平9-302667
出願日: 1996年05月16日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【目的】 法面の強度を保ちながら、近隣の本来の自然林に近い緑化を可能とする自然生態自己復元式法面工法およびその法面構造。【構成】 現地の掘削土から石礫、根系等の不要物を除去し、必要なら肥料を混合して、植物の生育土壌が用意される。植物の根の挿通可能な根入り孔18が石積擁壁10を貫通して背面基盤13に穿設され、生育土壌の一部が根入り孔18に詰められる。木本植物、草本植物の種子の付着され、土壌中で自然分解可能なシ-ト24が石積擁壁10の前面に離反して設けられ、植物の幹の通過可能なネット26でシ-ト24を覆い、ネット26をアンカ-ボルト22によって石積擁壁10に固定する。そして、シ-ト24、擁壁前面の隙間に上記の生育土壌を詰めて緑化基盤11が造成される。
請求項(抜粋):
植物の根の挿通可能な根入り孔を擁壁を貫通して背面地盤に設ける工程と、現地近隣の地盤の掘削により生じた掘削土から石礫、根系等を除去した現地発生土からなる植物の生育土壌の一部を根入り孔に詰める工程と、木本植物の種子、草本植物の種子のうち、少なくとも木本植物の種子の付着され、土壌中で自然分解可能なシ-トを、擁壁から離して擁壁前面に配置する工程と、植物の幹の通過可能なネットで上記種子付シ-トを覆い、シ-トとともにネットを固定する工程と、上記生育土壌をシ-ト、擁壁前面の隙間に敷設して緑化基盤とする工程と、を備えた自然生態自己復元式法面工法。
IPC (3件):
E02D 17/20 102 ,  E02D 17/20 104 ,  E02D 29/02 311
FI (3件):
E02D 17/20 102 E ,  E02D 17/20 104 B ,  E02D 29/02 311
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 硬質法面の緑化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-236161   出願人:イビデン工業株式会社
  • 特開昭50-078102

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