特許

J-GLOBAL ID：200903080045380539

固体燃料電池

発明者： 石井 隆生 ,  岩田 恒和 ,  山路 昭彦
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 志賀 富士弥
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-185092
公開番号（公開出願番号）：特開平5-041237
出願日： 1991年07月25日
公開日（公表日）： 1993年02月19日
要約：

【要約】【目的】 固体燃料電池の固体電解質と酸素側電極の界面にそれらの反応物質が析出するのを防止し、電池特性の低下を少なくする。【構成】 固体燃料電池の固体電解質2と酸素電極1の材料として、パイロクロアLn(Zr0・8Ti0・2)2O7(Ln=Sm,Eu,Gd,Ho,Er,Yb,Luのうちから選ばれた1種または2種以上)を用いる。酸素電極1にはCaをドープして電子伝導性を付与する。固体電解質2にはさらに燃料電極3とイオンコネクター4を順次積層形成する。上記のように酸素電極1と固体電解質2に同一結晶構造の材料を用いることで、それらの界面に反応物質が析出するのを防止する。

請求項（抜粋）：

AをSm,Eu,Gd,Ho,Er,Yb,Luのうちから選ばれた1種または2種以上とし、BをZr,Ti,Si,Sn,Hfのうちから選ばれた1種または2種以上とするパイロクロアA2B2O7化合物を固体電解質および酸素側電極材料に用いることを特徴とする固体燃料電池。

IPC (2件)：

H01M 8/12 ,  H01M 4/86