特許
J-GLOBAL ID:200903080055868068

復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-090547
公開番号(公開出願番号):特開2001-285384
出願日: 2000年03月29日
公開日(公表日): 2001年10月12日
要約:
【要約】【課題】 準同期検波において正確に周波数差を検出でき、雑音に対する余裕度を向上できる復調装置を提供することにある。【解決手段】 準同期検波部1によりサンプリングされたπ/4シフトQPSK変調波の位相サンプリングデータを、遅延差分部3により、n回のサンプリングに要する時間だけ遅延させて、その遅延させた位相サンプリングデータと遅延前の位相サンプリングデータとの位相差を求める。そして、上記遅延差分部3により求められた位相差と基準位相差格納部51に格納された基準位相差とを位相比較部5により比較する。上記プリアンブル検出部4によりプリアンブルが検出された期間、位相比較部5の比較結果に基づいて搬送波の周波数差を周波数差演算部6により演算し、その演算された周波数差に基づいて、周波数補正部6により準同期検波部1によりサンプリングされた位相サンプリングデータに対して周波数を補正する。
請求項(抜粋):
受信したπ/4シフトQPSK変調波を入力信号として受け、基準発振器から生成されたサンプリングクロックを用いて、上記入力信号の位相を2シンボル当たりn(nは2以上の整数)回のサンプリング間隔でサンプリングする準同期検波部と、上記準同期検波部によりサンプリングされた位相サンプリングデータをn回のサンプリングに要する時間だけ遅延させ、その遅延させた位相サンプリングデータと遅延前の位相サンプリングデータとの位相差を求める遅延差分部と、上記入力信号のシンボルの位相が直前のシンボルに対してπ/4遷移し、次のシンボルの位相が-3π/4遷移することが交互に繰り返される特定パターンのプリアンブルを検出するプリアンブル検出部と、送信機側から送信されるπ/4シフトQPSK変調波の条件に基づいて、予め定められた上記プリアンブルにおける2シンボル間の基準位相差を格納する基準位相差格納部と、上記遅延差分部により求められた位相差と、上記基準位相差格納部に格納された上記基準位相差とを比較する位相比較部と、上記プリアンブル検出部によりプリアンブルが検出された期間、上記位相比較部の比較結果に基づいて搬送波の周波数差を演算する周波数差演算部と、上記周波数差演算部により演算された上記搬送波の周波数差に基づいて、上記準同期検波部によりサンプリングされた上記位相サンプリングデータに対して周波数を補正する周波数補正部と、上記周波数補正部で補正された位相サンプリングデータを用いて復調クロックを再生し、その復調クロックに基づいて上記補正された位相サンプリングデータから復調データを得る復調部とを備えたことを特徴とする復調装置。
IPC (3件):
H04L 27/227 ,  H04L 7/08 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04L 7/08 Z ,  H04L 27/22 B ,  H04L 27/22 C
Fターム (13件):
5K004AA05 ,  5K004FA05 ,  5K004FH08 ,  5K004FK15 ,  5K047AA13 ,  5K047AA16 ,  5K047BB01 ,  5K047EE02 ,  5K047HH44 ,  5K047HH53 ,  5K047MM13 ,  5K047MM38 ,  5K047MM62

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