特許
J-GLOBAL ID:200903080058966290

コンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-216614
公開番号(公開出願番号):特開2001-043130
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 キャッシュ方式のコンピュータシステムにおいて、キャッシュタグ部とキャッシュデータ部が分割管理された場合のキャッシュデータの読み出しレイテンシを削減する。【解決手段】 コヒーレントコントローラ20は、メモリリード処理の場合、キャッシュタグ部5からキャッシュタグを読み出してキャッシュヒットチェックを行う前に、キャッシュデータコントローラ6に対して、キャッシュデータ部7からデータを先読み(投棄リード)しておく投棄リードリクエストを発行し、キャッシュデータコントローラ6では、キャッシュデータ部7から投棄リードしたデータを保持しておき、キャッシュヒットした場合にコヒーレントコントローラ20から発行されるリードリクエストを受け取った時点で、投棄リードしておいたデータをリプライデータとして返送する。
請求項(抜粋):
CPUと、メモリと、前記CPUと前記メモリの間の階層に位置するキャッシュとを具備するコンピュータシステムにおいて、前記CPUからのリクエストが前記キャッシュにヒットするかを判断して、前記キャッシュあるいは前記メモリに対してリクエストを発行するコヒーレントコントローラと、前記コヒーレントコントローラからのリクエストに従って前記キャッシュに登録されているデータの読み書きを制御するキャッシュデータコントローラとを備え、前記コヒーレントコントローラは、前記CPUからリードリクエストを受け付けると、前記キャッシュのヒット判定を行うとともに前記キャッシュデータコントローラに投棄リードリクエストを発行し、ヒット判定がキャッシュヒットの場合には前記キャッシュデータコントローラにリードリクエストを発行する手段を有し、前記キャッシュデータコントローラは、前記コヒーレントコントローラからの投棄リードリクエストを受け付けると、前記キャッシュからデータを読み出して保持する手段と、前記コヒーレントコントローラからリードリクエストを受け付けると、前記保持しておいた投棄リードデータを前記CPUへのリードリプライデータとして送出する手段を有する、ことを特徴とするコンピュータシステム。
FI (3件):
G06F 12/08 E ,  G06F 12/08 F ,  G06F 12/08 M
Fターム (6件):
5B005JJ12 ,  5B005KK13 ,  5B005MM01 ,  5B005NN22 ,  5B005NN74 ,  5B005UU32
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-007279

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