特許
J-GLOBAL ID:200903080064739980

冷間加工性と耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-098694
公開番号(公開出願番号):特開平8-295979
出願日: 1995年04月24日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 冷間加工性と耐遅れ破壊性に優れ、引張強さが1000〜1500N/mm2 の高強度ボルトを得るためのボルト用鋼を提供する。【構成】 C:0.15〜0.50%,Si:0.10%以下(0%を含まない),Mn:0.30〜0.55%,P:0.010%以下(0%を含む),S:0.010%以下(0%を含む),Cr:0.30〜1.5%,Mo:0.01〜0.6%,Ti:0.03〜0.10%,Al:0.01〜0.05%,N:0.002〜0.010%,B:0.0005〜0.003%を夫々含有し、且つC,Si,Mn,CrおよびMoの含有量によって規定されるK値が0.40〜0.60の範囲を満足すると共に、Mo,B,MnおよびPの含有量によって規定されるN値が0.10以上の範囲を満足し、残部がFeおよび不可避不純物からなる。
請求項(抜粋):
C:0.15〜0.50%(重量%の意味、以下同じ),Si:0.10%以下(0%を含まない),Mn:0.30〜0.55%,P:0.010%以下(0%を含む),S:0.010%以下(0%を含む),Cr:0.30〜1.5%,Mo:0.01〜0.6%,Ti:0.03〜0.10%,Al:0.01〜0.05%,N:0.002〜0.010%,B:0.0005〜0.003%を夫々含有し、且つ下記(1)式によって規定されるK値が0.40〜0.60%の範囲を満足すると共に、下記(2)式によって規定されるN値が0.10%以上の範囲を満足し、残部がFeおよび不可避不純物からなるものであることを特徴とする冷間加工性と耐遅れ破壊性に優れた高強度ボルト用鋼。 K値=[C]+0.15[Si]+0.2[Mn] +0.15[Cr]+0.5[Mo] ...(1) N値=1.3[Mo]+78.4[B]-0.1[Mn]-4.8[P] ...(2)但し、[C],[Si],[Mn],[Cr],[Mo],[B]および[P]は、夫々C,Si,Mn,Cr,Mo,BおよびPの含有量(%)を示す。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/28 ,  F16B 31/00
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/28 ,  F16B 31/00 Z

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