特許
J-GLOBAL ID:200903080071422410

開閉リッドのロッククリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081174
公開番号(公開出願番号):特開平10-274219
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 弾性脚片がロック孔に直接的に衝突するおそれのないロッククリップを具現すること、及びクリップ本体の中心孔にピン部材の抜け止め用の爪部を設けずにピン部材の抜け止めを図ること。【解決手段】 開閉リッド4に円筒状のクリップ本体10を固定する。クリップ本体10の先端側に複数の弾性脚片14を設ける。弾性脚片14の内側面に傾斜部16を形成する。ピン部材20の先端側をクリップ本体10の中心孔18に前後動可能に挿入する。ピン部材20の先端側に弾性脚片14の内側面の傾斜部16と当接して弾性脚片14相互の間隔を拡大するロック用大径部30cを設ける。ピン部材20のロック用大径部30cよりも先端側に、開閉リッド4を閉じる際にロック孔に率先嵌合する突出部35をリブ34a,34bと一体に設ける。また、ピン部材20の外周面に、ピン部材20の脱落防止用としてクリップ本体10の弾性脚片14相互間から半径方向外方に張出した係止片36を形成する。
請求項(抜粋):
ロック孔を有する本体側部材にヒンジによって取付けられた開閉リッドを、前記ロック孔と嵌合することにより閉状態にロックするロッククリップにおいて、前記開閉リッドの周縁部に、先端を開閉リッドの内面側から突出させた状態で固定された円筒状のクリップ本体と、前記クリップ本体の先端側に形成され、前記本体側部材のロック孔に嵌合可能な複数本の弾性脚片と、前記弾性脚片の内側面に、対向する弾性脚片相互の間隔を先端側ほど狭めるように形成された傾斜部と、基端にノブ部を有し先端が前記クリップ本体の中心孔に前後動可能に挿入されたピン部材と、前記ピン部材の先端側に形成され、前記弾性脚片の内側面の傾斜部と当接して弾性脚片相互の間隔を拡大するロック用大径部と、前記ピン部材のロック用大径部よりも先端側に突出形成され、開閉リッドを閉じる際に前記本体側部材のロック孔に率先嵌合する突出部とを有することを特徴とする開閉リッドのロッククリップ。
IPC (2件):
F16B 19/10 ,  B60R 7/06
FI (2件):
F16B 19/10 B ,  B60R 7/06 G
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公昭38-005517
  • 特開昭50-107365
審査官引用 (2件)
  • 特公昭38-005517
  • 特開昭50-107365

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