特許
J-GLOBAL ID:200903080072244531

ラマン分光検査法を使用して体液中の物質を検出する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 清 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-587651
公開番号(公開出願番号):特表2003-534087
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2003年11月18日
要約:
【要約】本発明はラマン分光分析法によって体液中の物質を非侵襲的に検出し、かつ該物質の濃度を測定するための方法および装置に関する。患者に受け入れられる短い測定期間で、極めて優れた再現性がある分析精度で体液中の物質を非侵襲的に生体内検出できるようにするため、身体組織(1)内の体液でラマン分光分析法を実施するための方法および装置が提案され、そこでは少なくとも2つのラマン・スペクトルが異なる物理的条件下で検出され、互いに比較される。比較結果は被検査物質検出、もしくは被検査物質の濃度の尺度である。
請求項(抜粋):
ラマン分光検査法により身体組織(1)内の体液中の物質の濃度を非侵襲的に測定する方法であって、 a)身体組織(1)内に第1の波長(λ1)の単色一次光線(3)を照射するステップと、 b)身体組織から逆散乱した二次光線(7)を検出し、波長に応じて二次光線の強度を第1の波長(λ1)での第1のラマン・スペクトル信号として第1のメモリ(12)に記憶するステップと、 c)身体組織(1)内に第2の波長(λ2)の単色一次光線(3)を照射するステップと、 d)身体組織から逆散乱した二次光線(7)を検出し、波長に応じて二次光線の強度を第2の波長(λ2)での第2のラマン・スペクトル信号として第2のメモリ(19)に記憶するステップと、 e)第1のメモリ(12)内の第1のラマン・スペクトル信号と、第2のメモリ(19)内の第2のラマン・スペクトル信号とを互いに比較し、身体組織によって規定されるスペクトル構造がほぼ完全に除去される比較信号を生成するステップと、 f)少なくとも1つの照会波長(λ3)での比較信号の強度を測定する、その強度が体液中の物質の濃度に対応するものであるステップとを含む方法。
IPC (4件):
A61B 5/145 ,  A61B 5/00 ,  A61B 10/00 ,  G01N 21/65
FI (4件):
A61B 5/00 N ,  A61B 10/00 E ,  G01N 21/65 ,  A61B 5/14 310
Fターム (22件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043EA03 ,  2G043HA02 ,  2G043HA09 ,  2G043JA01 ,  2G043JA02 ,  2G043JA04 ,  2G043KA01 ,  2G043KA05 ,  2G043KA08 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03 ,  2G043MA01 ,  2G043NA01 ,  2G043NA06 ,  2G043NA13 ,  4C038KK10 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KX04

前のページに戻る