特許
J-GLOBAL ID:200903080074966798
ミシンの下糸巻取り装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-159002
公開番号(公開出願番号):特開平5-003984
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、実行しようとする縫製動作に必要な長さの下糸を、容易かつ正確に下糸ボビンに自動的に巻装させることができる下糸巻取り装置の提供を目的とする。【構成】 この発明は、下糸ボビンを回転させる下糸巻き取り軸の駆動手段4を、設定手段21により設定された所定の設定値に基づいて制御するようにしたものであり、前記設定手段を、縫目線の長さ、布厚、縫目ピッチを設定するものとするとすると共に、前記駆動手段を制御する制御手段22を、設定された布厚値、ピッチ及び縫い長さとに基づき下糸使用量を算出する第1の演算手段23と、ここで算出した下糸使用量に基づき下糸ボビンの回転駆動数を算出する第2の演算手段24と、ここで算出した回転駆動数だけ下糸ボビンが回転するよう前記駆動手段を駆動させる駆動制御手段25と、により構成したものである。
請求項(抜粋):
ミシン釜に回動自在に支持された下糸ボビンと、この下糸ボビンの中心部に対し係脱可能な巻き取り軸とを有し、ボビンの外周面に所定の下糸供給源に連なる糸の端部を係合させると共に前記巻き取り軸を下糸ボビンに係合させ、前記巻き取り軸を所定の駆動手段にて回転させることにより、下糸ボビンを回転させて下糸供給源に連なる糸を下糸ボビンへ巻装させるようにした下糸巻き取り装置において、前記駆動手段を、設定手段により設定された所定の設定値に基づいて制御する制御手段を備えてなり、前記設定手段は、形成すべき縫目線の長さを設定する長さ設定手段と、縫製すべき布厚を設定する布厚設定手段と、形成すべき縫目のピッチを設定するピッチ設定手段と、を備えると共に、前記制御手段は、前記布厚設定手段によって設定された布厚値と、前記ピッチ設定手段にて設定されたピッチと、前記長さ設定手段によって設定された縫い長さとに基づき下糸使用量を算出する第1の演算手段と、前記第1の演算手段にて算出された下糸使用量に基づき下糸ボビンの回転駆動数を算出する第2の演算手段と、前記下糸ボビンを前記第2の演算手段にて算出した回転駆動数だけ回転させるよう駆動手段を駆動させる駆動制御手段と、により構成したことを特徴とするミシンの下糸巻き取り装置。
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