特許
J-GLOBAL ID:200903080080568044

水性系における微生物の抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-553222
公開番号(公開出願番号):特表2003-520132
出願日: 2001年01月17日
公開日(公表日): 2003年07月02日
要約:
【要約】同じ程度の効果を得るに必要なN,N’-ブロモクロロ-5,5-ジメチルヒダントインの量よりも少ない量の1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインを用いて水性系中の微生物の抑制が達成される。水性媒質中の大腸菌および/またはエンテロコックス・ファエキウム、並びに水性媒質に接触した表面上の緑膿菌によって見出されるようなバイオフィルムの駆除法は、殺生物剤的に有効な量の1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインを媒質中に導入する方法である。米国環境保護局の規制に従って水中において使用される微生物抑制剤は1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインを含む、米国環境保護局によって公布された要求に従った投与レベルを示すラベルが貼付された水質抑制剤の容器の形で提供される。1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインは大きな平均粒径(例えば175μ以上)の生成物または圧縮生成物の形で使用または提供される。圧縮生成物は接合剤を用いないで製造することができ、この場合は1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインは平均粒径が175μ以上のものを用いる。別法として微粒化した合成ポリオレフィンをベースにした炭化水素ワックスおよび/または微粒化した合成ポリフルオロ炭素ワックスを接合剤として用いて圧縮生成物をつくることができるが、この場合はワックスが1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインと相容性をもっていることが必要である。この場合、平均粒径は20〜600μの範囲であることができる。同様に、接合剤として或る量の通常は固体の飽和脂肪酸アミドを用い、平均粒径が少なくとも175μの1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインから圧縮生成物をつくることができる。
請求項(抜粋):
微生物の抑制、および/または水性媒質の表面と接触した表面上のバイオフィルムを根絶または低減させるために水性媒質を処理する方法において、同じ程度の効果を得るのに必要なN,N’-ブロモクロロ-5,5-ジメチルヒダントインの量よりも少ない有効量の1,3-ジブロモ-5,5-ジメチルヒダントインを処理すべき水性媒質に導入することを特徴とする方法。
IPC (5件):
C02F 1/50 510 ,  C02F 1/50 ,  C02F 1/50 520 ,  C02F 1/50 532 ,  C02F 1/50 540
FI (9件):
C02F 1/50 510 A ,  C02F 1/50 510 C ,  C02F 1/50 520 K ,  C02F 1/50 520 P ,  C02F 1/50 532 C ,  C02F 1/50 532 D ,  C02F 1/50 532 H ,  C02F 1/50 540 D ,  C02F 1/50 540 E
引用特許:
審査官引用 (16件)
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