特許
J-GLOBAL ID:200903080083217331

内燃機関のピストン冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291622
公開番号(公開出願番号):特開平9-112267
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 高温度領域では噴射口を開口すると共に、低温度領域で噴射口を完全に閉じることができる内燃機関のピストン冷却装置を提供する。【解決手段】 オイルジェット本体21にピストン冷却用オイル導管28を連通設置すると共に、オイルジェット本体21のピストン冷却オイル収容室に摺動可能に設けられたバルブ25の外周壁に環状溝25aを形成すると共に、ピストン冷却オイル室に環状溝25aに対向する収容孔22aを形成して、この収容孔22aと環状溝25aに低融点合金30を充填し、この低融点合金30が凝固しているときにバルブ25がオイル供給口24を閉塞するようにしてバルブ閉時保持機構を構成し、所定温度以上の低融点合金30の溶融時に収容孔22aと環状溝25a内の低融点合金30を互いに切離して、バルブ25を作動させてオイル供給口24を開口するようにした。
請求項(抜粋):
オイルジェット本体にピストン冷却用オイル導管を連通設置すると共に、前記オイルジェット本体のピストン冷却オイル収容室に摺動可能に設けられて、前記ピストン冷却用オイル導管へのオイル供給口を開閉する圧力弁と、所定温度領域以下で凝固して前記圧力弁が前記オイル供給口を閉塞するように作動させる低融点合金から成るバルブ閉時保持機構とを配備し、このバルブ閉時保持機構は、低融点合金が所定温度領域以上で溶融したとき、前記圧力弁が前記オイルジェット本体の油圧によって前記オイル供給口を開口するようにしたことを特徴とする内燃機関のピストン冷却装置。
IPC (2件):
F01P 3/08 ,  F01M 1/08
FI (2件):
F01P 3/08 L ,  F01M 1/08 E

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