特許
J-GLOBAL ID:200903080085522581

車両用シートの着座判別方法および着座判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-284963
公開番号(公開出願番号):特開2004-114986
出願日: 2002年09月30日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【目的】高い判別精度、および高い信頼性を得ることによって、より高い安全保護性能を確保可能とする。【構成】着座判別装置10が、荷重検出部14-#1〜14-#4をシートの平面略四隅付近にそれぞれ配してなる歪み検出式荷重センサ16と、アンテナ電極18-#1〜18-#6を負荷検出部としてシートクッション着座面に等間隔おきに内設してなる電界検出式着座センサ20と、各センサの信号処理部、および制御部を兼ねる情報処理手段22とを備えている。そして、これら荷重センサ16、および着座センサ20からの各種情報に基づいて、その入力荷重の重心位置、およびその負荷の作用位置をそれぞれ特定化し、この特定化された各位置をもとに選択した補正係数により、そのときの入力荷重から着座乗員の体重を推定するとともに、この推定体重から、子供であるか大人であるかの種別を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
荷重センサにより検出した、シート上の負荷による入力荷重を、荷重閾値群の各閾値と適宜比較し、この入力荷重が各閾値によって区分された判別ゾーンのいずれに属するかの判断によって、少なくとも、子供であるか大人であるかの、その着座乗員の種別判別を行う車両用シートの着座判別方法であり、 荷重閾値群の、少なくとも子供の規格体重に所定の増加想定分を加えた子供荷重増加分の上限値である子供確定上限値と;大人の規格体重の下限値として設定された大人確定下限値と;の間が、不確定ゾーンとして予め規定されるとともに、この子供確定上限値と;大人の規格体重からの逃避荷重を考慮した大人荷重減少分の下限値と;の間の値として、大人の着座を判別する大人判別ゾーン、および子供の着座を判別する子供判別ゾーンの区分点となる基準閾値が設定され、 荷重センサによるシートの平面略四隅付近での各検出荷重の総和を、シート上の負荷による入力荷重として荷重閾値群と比較し、この入力荷重が前記不確定ゾーンに属するものと判断されたとき、各検出荷重に基づいて特定化されたその負荷の重心位置と;着座センサをなす、シートクッション着座面に内設された複数のアンテナ電極毎の負荷検出値に基づいて特定化された、着座面上におけるその負荷の作用位置と;をもとにして、対応する補正係数を選択し、この補正係数を入力荷重に加味することにより、シート上の負荷となるその着座乗員の体重を推定するとともに、この推定体重を荷重閾値群の前記基準閾値と比較することによって、子供であるか大人であるかの、その着座乗員の種別を判別する車両用シートの着座判別方法。
IPC (4件):
B60N2/44 ,  B60R21/32 ,  G01G19/12 ,  G01G19/52
FI (4件):
B60N2/44 ,  B60R21/32 ,  G01G19/12 A ,  G01G19/52 F
Fターム (6件):
3B087CD05 ,  3D054AA03 ,  3D054AA14 ,  3D054EE09 ,  3D054EE29 ,  3D054EE31

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