特許
J-GLOBAL ID:200903080100306173

量子暗号を用いた鍵配布方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-131983
公開番号(公開出願番号):特開2000-324100
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 安全性および伝送速度の観点で優れている4状態暗号を、現在手に入るコヒーレント光源を用いて実現する方法を提供する。【解決手段】 共有すべき鍵となるビット列は十分強いコヒーレント光パルス|α>および|-α>を用いて伝送し、盗聴検出用にはメゾスコピックな重ね合わせ状態|α>+|-α>からなる弱い光パルスを用いて情報伝送を行う。盗聴者の有無は、光ホモダイン検波出力中の干渉フリンジの消失の度合いにより検定できる。これによって、安全性及び情報伝送効率の優れた量子暗号を用いた鍵配布を行うことができる。
請求項(抜粋):
鍵として使用するランダムビットデータを、2種あるいはそれ以上の数のコヒーレント光状態から構成される光パルス列にエンコードし、盗聴検出用に、これらのコヒーレント状態の重ね合わせ状態の光パルス列を光パルスの時系列に混入して伝送し、公開チャネルにおける情報交換において、正規受信者が、測定装置の測定条件を設定して盗聴検出用の光パルスの干渉状態をチェックすることにより、盗聴の有無を検定することを特徴とする量子暗号を用いた鍵配布方法。
IPC (3件):
H04L 9/38 ,  H04B 10/00 ,  H04L 9/08
FI (3件):
H04L 9/00 691 ,  H04B 9/00 Z ,  H04L 9/00 601 C
Fターム (14件):
5J104AA05 ,  5J104AA12 ,  5J104AA16 ,  5J104EA02 ,  5J104EA08 ,  5J104JA03 ,  5J104NA02 ,  5K002AA02 ,  5K002AA04 ,  5K002BA04 ,  5K002BA06 ,  5K002CA00 ,  5K002CA15 ,  5K002DA14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 量子暗号方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-333975   出願人:日本電気株式会社

前のページに戻る