特許
J-GLOBAL ID:200903080106665140

液体サイクロン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287913
公開番号(公開出願番号):特開平8-141444
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 処理性能や処理効率が異なる処理液の変更を容易に行うことができる液体サイクロン装置を提供する。【構成】 渦流室36から導出される処理液の導出量とその渦流室36から排出される排出液の排出量との割合を決定するための処理液側オリフィス82および排出液側オリフィス90が、出力ポート40および排出ポート42にそれぞれ着脱可能に設けられているので処理性能を容易に変更できると同時に、そのときの排出液の排出量を異物除去性能に適した最適な量とすることができるので高い処理効率を得ることができる。処理性能や処理効率が異なる処理液に対しても、処理液側オリフィス82および排出液側オリフィス90を交換するだけで対処できることから、サイクロン本体30の交換や配管の変更をする必要がなく、複数種類のサイクロン本体を保管するための比較的大きなスペースや管理が不要となる。
請求項(抜粋):
上端部を閉じる上端壁を有し、上端部から下端部に向かうに従って内壁面の径が次第に小さくなる逆テーパ状の渦流室を備えたサイクロン本体と、該渦流室内へ未処理液を導入するために該サイクロン本体の上端部においてその中心軸に直交する断面の接線方向に設けられた入力ポートと、該渦流室内から処理液を導出するために前記上端壁の中心位置に設けられた出力ポートと、分離された沈澱物を含む排出液を該渦流室内から導出するために前記サイクロン本体の下端部においてその中心軸方向に設けられた排出ポートとを備えた液体サイクロン装置において、前記出力ポートからの導出量と前記排出ポートからの排出量との割合を決定するためのオリフィスを、該出力ポートおよび排出ポートにそれぞれ着脱可能に設けたことを特徴とする液体サイクロン装置。
IPC (3件):
B04C 5/12 ,  B04C 5/16 ,  B04C 5/28
引用特許:
審査官引用 (3件)

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