特許
J-GLOBAL ID:200903080107946887

低速デバイスのファイルアクセス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040019
公開番号(公開出願番号):特開平6-250792
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、低速デバイスのファイルアクセス制御装置において、複数のユーザからのデータファイルの読出し/書込み要求に対し、要求発生順に待たされることなく、読出し処理を最大限高速に実行することを目的とする。【構成】 複数ユーザWS1,WS2,...からのアクセス要求を要求受付部13にて受付け、今回要求が読出し要求である場合、待ち行列格納部17に格納済みの前回要求が書込み要求で、且つ前々回要求メディアに対し今回要求メディアが同一である際、または、同前々回に対し今回要求メディアは異なるものの、前回メディアをも異なる際には、要求内容判断部15及び対象メディア判断部16からの各判断情報に基づき、待ち行列作成部14にて前回の書込み要求の前に今回の読出し要求を優先的に挿入格納し、その格納された先頭の要求を順次外部記憶制御部18に読出して外部補助記憶装置12とのファイルアクセス処理を実行する構成とする。
請求項(抜粋):
複数ユーザからの読出し/書込み要求に応じて低速デバイスとの間でデータファイルをアクセスする低速デバイスのファイルアクセス制御装置において、上記複数ユーザからの読出しあるいは書込み要求を受付ける要求受付手段と、この要求受付手段に受付けられたユーザ要求を順次未処理の待ち行列として格納する待ち行列格納手段と、この待ち行列格納手段に格納された待ち行列中の先頭のユーザ要求に従って上記低速デバイスに対するデータファイルの読出しあるいは書込みを制御するデバイス制御手段と、上記要求受付手段及び待ち行列格納手段にて得られたユーザ要求が読出し要求か書込み要求かを判断する要求判断手段と、上記要求受付手段にてユーザ要求が受付けられた際、その今回受付けのユーザ要求が読出し要求で且つ上記待ち行列格納手段に既に格納されている未処理のユーザ要求が書込み要求であることが上記要求判断手段により判断された場合には、上記今回受付けの読出し要求を上記未処理書込み要求の前に挿入して上記待ち行列を作成する待ち行列作成手段とを具備したことを特徴とする低速デバイスのファイルアクセス制御装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 301 ,  G06F 12/06 550

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