特許
J-GLOBAL ID:200903080116756268

無停電電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-053679
公開番号(公開出願番号):特開平5-260685
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 無停電源装置に具えられたインバータが、交流電源の正常時は負荷の高調波電流抑制と、インバータの直流部の充電及び電圧抑制と、負荷入力端子の電圧一定制御とを行い、停電時には無停電電源装置として作用させてインバータの効率利用を図る。【構成】 交流電源(1) に直列に第1の開閉器(2) 、第1の開閉器(2) の出力端に並列に第2の開閉器(3) 、負荷(5) に直列にインバータ(7) をそれぞれ設け、電源電流(IS ) 、電源電圧 (VS ) 及び負荷入力端電圧 (VL ) をそれぞれ検出し、電源電流の高調波分に比例した高調波電圧と、電源電流基本波分と同相及び直角分により有効分電圧と無効分電圧の基本波電圧をインバータが発生して、交流電圧正常時の上記目的の制御を行う。
請求項(抜粋):
交流電源と負荷との間に直列に設けられる無停電電源装置であって、交流電源に直列に接続された第1の開閉器と、該第1の開閉器の出力側に並列に接続されたリップル除去用フィルタと、前記第1の開閉器と直列に接続されたインバータと、該インバータの直流側に接続された蓄電池と、前記インバータを制御する制御装置とを具え、該制御装置は電源電流と交流電源電圧とを検出しその基本波成分と高調波成分とを検出する手段と、該電源電流高調波成分をゲインK倍して高調波電圧指令を出力する手段と、前記蓄電池の直流電圧指令と前記蓄電池の直流電圧との差と前記電源電流基本波成分とを入力し前記電源電流基本波成分と同相又は逆相の有効分電圧指令を出力する手段と、前記高調波分電圧指令と前記有効分電圧指令とを入力しそれらのベクトル合成値と三角波との比較により正常時ゲートパルスを出力する手段と、負荷電圧指令を入力し前記インバータ出力が交流電圧となるように停電時ゲートパルスを出力する手段と、該停電時ゲートパルスと前記正常時ゲートパルスと交流電源電圧とを入力とし交流電源正常時は前記第1の開閉器をオンし前記第2の開閉器をオフにし前記正常時ゲートパルスを前記インバータに出力し交流電源停電時は前記第1の開閉器をオフし前記第2の開閉器をオンにし前記停電時ゲートパルスをインバータに出力することを特徴とする無停電電源装置。
IPC (3件):
H02J 9/06 ,  H02J 3/01 ,  H02J 7/34

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