特許
J-GLOBAL ID:200903080118645021

スピン型人工衛星の軌道決定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京谷 四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-030760
公開番号(公開出願番号):特開平5-223591
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 スピン型人工衛星において、アンテナの取り付け位置のオフセット量に応じて発生する誤差要因である正弦波を除去することにより、ドップラー・データの精度の向上を図り、人工衛星の軌道決定の精度を向上させること。【構成】 軌道決定手段3はドップラー・データ1等からなる測距データ2に基づき人工衛星の軌道を決定する。正弦波推定手段4はドップラー・データ1と軌道決定手段3により決定された軌道決定値との差よりドップラー・データ1に重畳される誤差信号である正弦波を推定し、誤差信号の重畳されたドップラー・データ1から正弦波推定手段4により推定された正弦波を除去する。誤差信号の除去されたドップラー・データは、再度、軌道決定手段3における軌道決定の入力データとなる。大きな誤差信号を含まないドップラー・データを用いて軌道決定をすることができるので、軌道決定の精度を向上することができる。
請求項(抜粋):
ドップラー・データ(1) 等の測距データ(2) に基づき人工衛星の軌道を決定する軌道決定手段(3) を備えたスピン型人工衛星の軌道決定方式において、ドップラー・データ(1) と軌道決定手段(3) により決定された軌道決定値との差よりドップラー・データ(1) に重畳される誤差信号である正弦波を推定する正弦波推定手段(4) を設け、誤差信号の重畳されたドップラー・データ(1) から正弦波推定手段(4) により推定された正弦波を除去し、正弦波の除去されたドップラー・データを、再度、軌道決定手段(3) における軌道決定の入力データとすることにより、人工衛星の軌道決定の精度を向上させることを特徴とするスピン型人工衛星の軌道決定方式。
IPC (4件):
G01C 21/24 ,  B64G 1/36 ,  G05D 1/08 ,  G01S 13/88

前のページに戻る