特許
J-GLOBAL ID:200903080123390627
電子スロットル制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-322291
公開番号(公開出願番号):特開平8-177585
出願日: 1994年12月26日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 電子スロットル弁制御装置の閉方向制御時には監視用マイコンは演算用マイコンから受信した補正項を流用して実行した各種演算結果から演算用マイコンの異常を検出することにより、プログラム量の削減と正確な異常検出を両立する。【構成】 ECUに接続された各種センサ、スイッチ等によりスロットル弁制御値を演算する演算用マイコン10の異常を、監視用マイコン20はスロットル弁閉方向制御時にはスロットル弁制御値の補正項の演算を実施せず、演算用マイコン10から受信した補正項を基に演算した制御値と、演算用マイコン10から受信した制御値とを比較する、または、今回と前回のスロットル弁制御値との差により検出し、演算用マイコン10の異常を検出した場合、スロットル弁制御を制限する信号を駆動回路30に出力する。
請求項(抜粋):
アクセルペダルの操作量を検出するアクセル開度検出手段と、スロットル弁の開度を検出するスロットル弁開度検出手段と、車両状態を検出する車両状態検出手段と、前記各検出手段からの検出出力に基づき前記アクセルペダルの操作量に応じた基本項と現在のスロットル弁開度と車両状態に応じた補正項とにより前記スロットル弁開度を演算する制御側演算手段と、前記制御側演算手段により演算された結果に基づき前記スロットル弁を作動させるための駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、前記駆動信号に基づき前記スロットル弁を駆動するスロットル弁駆動手段と、前記制御側演算手段の演算結果を通信する通信手段と、前記スロットル弁の開方向制御時には前記各検出手段からの検出出力に基づき前記アクセルペダルの操作量に応じた基本項と現在のスロットル弁開度と車両状態に応じた補正項とにより前記スロットル弁開度を演算し、前記スロットル弁の閉方向制御時には少なくとも一つの補正項の演算を行なわず、前記通信手段を介して前記制御側演算手段から受信した前記補正項を用いて前記スロットル弁開度を演算する監視側演算手段と、この監視側演算手段が演算した制御値と前記通信手段を介して前記制御側演算手段から受信した制御値とを比較することで異常判定処理を実行する監視手段とを備える電子スロットル制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/22 310
, F02B 77/08
, F02D 29/02
, F02D 45/00 372
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