特許
J-GLOBAL ID:200903080124089262

酸素濃度判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-145910
公開番号(公開出願番号):特開平8-015215
出願日: 1994年06月28日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 酸素濃度判定装置において、酸素センサが活性化するまでは素子温判定を連続的に実行して、素子温に基づくヒータ制御により活性化を迅速に行う。【構成】 センサ本体20の温度判定を行うにあたっては、センサ本体20をバイアス制御回路40により負バイアスした時の電流検出回路50の検出電流でもって、マイクロコンピュータ70がセンサ本体20の温度判定を行う。酸素センサSが活性化するまでは、この温度判定を継続し続けて、この温度に基づき、加熱制御回路80によりヒータ26を制御して、酸素センサSを迅速に活性化させる。また、活性化後は、温度判定直後にセンサ本体20をバイアス制御回路40により正バイアスし、この正バイアスによりセンサ本体20に流れる電流でもってマイクロコンピュータ70により収束後の限界電流を検出して空燃比を判定する。また、このような空燃比判定と温度判定とを交互に繰り返す。
請求項(抜粋):
限界電流式酸素センサと、前記酸素センサが活性化しているかを判別する活性化判別手段と、前記活性化判別手段により前記酸素センサが活性化したと判別すると、前記酸素センサに正電圧を印加すると共に所定期間負電圧に切り換えて印加する電圧印加手段と、前記活性化判別手段により前記酸素センサが活性化したと判別するまで前記電圧印加手段により前記酸素センサに正電圧を印加し続ける正電圧印加持続手段と、前記電圧の印加により前記酸素センサに流れる電流を検出する電流検出手段と、前記負電圧が前記酸素センサに所定期間印加されている時の前記検出電流に基づき前記酸素センサの素子温を検出する素子温検出手段と、前記正電圧が前記酸素センサに印加されている時の前記検出電流に基づき酸素濃度を判定する酸素濃度判定手段と、前記酸素センサを加熱するヒータと、前記素子温検出手段により検出された前記素子温に基づき前記ヒータの加熱を制御する加熱制御手段と、を備える酸素濃度判定装置。

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