特許
J-GLOBAL ID:200903080124294850

自動全領域撮影カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137901
公開番号(公開出願番号):特開平11-326748
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 全領域撮影カメラにおける撮影モード選択ミスを極力防止する。【解決手段】 測距センサ6により被写体9までの距離を測定し、その撮影距離に応じて通常・スーパーマクロ・ウルトラスーパーのいずれか対応する撮影モードを設定する。通常撮影モードに対してマクロ撮影モードにあっては、レンズ1を各マクロ撮影範囲に応じて接写側に変位させ、至近距離であっても被写界深度を深くするべく絞り2を極端に絞り、それによる光量不足を補うべくストロボ5を強制発光させる。【効果】 被写体までの距離の認識や、その撮影距離に応じた撮影管理体制の選択を意識することなく、接写から無限遠を含む全領域における被写界深度の深い鮮明な映像結果を得られる撮影を誰でも簡単に行うことができ、被写体位置と撮影管理体制との不適合による失敗を防止することができる。
請求項(抜粋):
レンズの焦点を被写体に合焦させるためのレンズ変位手段と、絞りを変えるための絞り手段と、前記被写体に向けて発光するための発光手段と、撮影時に前記被写体までの距離を測定する測距センサとを有し、前記前記レンズ変位手段と前記絞り手段と前記発光手段とが、前記測距センサにより前記被写体が無限遠を含む通常撮影範囲に位置していることを検出された場合には通常撮影管理体制にて制御され、前記測距センサにより前記被写体が前記通常撮影範囲よりも近い至近撮影範囲に位置していることを検出された場合には至近撮影管理体制にて制御されるものであり、前記至近撮影管理体制にあっては、前記レンズ変位手段により、前記レンズを前記通常撮影管理体制により操作されるレンズ移動量よりも大きな移動量をもって被写体に合焦させると共に、前記絞り手段により、前記絞りを前記至近撮影範囲内での広範囲に渡って被写体を鮮明に撮影可能にする被写界深度を確保するべく前記通常撮影範囲における絞り口径よりも小径にし、かつ前記発光手段により撮影時に強制的に発光させることを特徴とする自動全領域撮影カメラ。
IPC (4件):
G02B 7/32 ,  G03B 13/36 ,  G03B 7/16 101 ,  G03B 15/05
FI (4件):
G02B 7/11 B ,  G03B 7/16 101 ,  G03B 15/05 ,  G03B 3/00 A

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