特許
J-GLOBAL ID:200903080126188322

自動販売機の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-103769
公開番号(公開出願番号):特開平9-270063
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 全蒸発器の運転時に、蒸発器の蒸発温度が高くなったり冷却速度が遅くなったりすることなく、効率的かつ均一に冷却効果が得られる自動販売機の冷却装置を提供することを目的とする。【解決手段】 コントローラ22は、全電磁弁19が開のときには、蒸発器11内の最高温度と最低温度の差の絶対値△TEが所定値△TEP以上か否かを判定する。判定結果が、△TE<△TEPのときは電子膨張弁17の開度θに第1補正開度θ1を加算し、△TE≧△TEPのときは最低温度の蒸発器11に対応する電磁弁19を閉じて、第1補正開度θ1より小さい第2補正開度θ2を加算してこの開度θで蒸発器11に冷媒を流す。
請求項(抜粋):
複数の商品収納庫の各々に冷凍回路の一部を構成する蒸発器を配置し、前記蒸発器に冷媒を送り前記蒸発器内で前記冷媒を蒸発させることにより前記複数の商品収納庫を独立して冷却するように構成された自動販売機の冷却装置において、前記各蒸発器の入口側冷媒配管に開閉可能に設けられた蒸発器用弁と、前記蒸発器用弁の上流側に開度調整可能に設けられた電子膨張弁と、前記各商品収納庫内及びこれに対応する前記蒸発器内の少なくとも一方の温度を検出する温度センサと、当該各温度センサの検出温度に基づき前記各蒸発器用弁の開閉を決定し、当該決定した前記各蒸発器用弁の開閉に応じて前記電子膨張弁の開度を決定する制御手段とを備え、当該制御手段は、前記蒸発器用弁が全て開状態のときに、前記検出温度における最低温度と最高温度の差の絶対値が所定値以上か否かを判定する判定手段と、前記判定の結果が前記所定値未満の場合は、前記最高温度に基づき先に決定した前記電子膨張弁の開度に第1補正量を加えて補正する第1開度補正手段と、前記判定の結果が前記所定値以上の場合は、前記最低温度に対応する前記蒸発器用弁を閉じて、前記最高温度に基づき先に決定した前記電子膨張弁の開度に前記第1補正量より小さい第2補正量を加えて補正する第2開度補正手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の冷却装置。
IPC (3件):
G07F 9/10 102 ,  F25B 5/02 510 ,  F25D 11/00 101
FI (3件):
G07F 9/10 102 A ,  F25B 5/02 510 L ,  F25D 11/00 101 J

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