特許

J-GLOBAL ID：200903080139027077

エレベーターの故障時救出運転装置

発明者： 古橋 昌也 ,  有木 正 ,  荒堀 昇 ,  九十歩 浩一 ,  権 尚▲ほ▼
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  株式会社日立ビルシステム
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-315638
公開番号（公開出願番号）：特開2000-143115
出願日： 1998年11月06日
公開日（公表日）： 2000年05月23日
要約：

【要約】【課題】エレベーターの故障時救出運転を容易且つ安全に行うこと。【解決手段】ブレーキ解放スイッチ14が閉じられるとブレーキ15がエレベーターの制御装置9内に内蔵されているバッテリ電源16の出力によって解放される。この結果、エレベーターは釣合いおもり2との重量差により動き出し、下降する。そして、この時のエレベーターの速度は、短絡回路を用いた永久磁石式同期電動機の発電制動により、かご1と釣合いおもり2との重量差、かご1の負荷及び抵抗17の容量によって一意的に決まるため、かご1の異常増速を防止することができる。この様な動作により、かご1は床12に到着し、カム11とリミットスイッチ13が係合して常閉接点13aが開かれるために、ブレーキ15への励磁が遮断されてブレーキ15が動作することによりかごの移動が停止される。

請求項（抜粋）：

複数の階床をサービスするエレベーターと該エレベーターをロープを介して駆動する永久磁石式同期電動機と、エレベーター系を静止保持するブレーキと、該電動機を制御する制御装置を備えたものにおいて、エレベーターが故障した時に、前記ブレーキを解放する手段と、前記永久磁石式同期電動機の三相出力をインピーダンスを介して短絡するように構成したことを特徴とするエレベーターの故障時救出運転装置。

Fターム (4件)：

3F304AA03 ,  3F304CA05 ,  3F304EC00 ,  3F304EC10

引用特許：

審査官引用 (3件)

• エレベーター装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-270086   出願人：三菱電機株式会社
• 特開平2-033080
  
• エレベータ用巻上機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-166010   出願人：三菱電機株式会社