特許
J-GLOBAL ID:200903080147731441
コーティング用組成物及びコーティング方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-214268
公開番号(公開出願番号):特開平6-306329
出願日: 1993年08月30日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 低温(150〜350°C)焼成により、又は焼成なしで、耐熱性、耐摩耗性、耐食性に優れ、クラックのない緻密な塗膜を与えるコーティング用組成物と、その施工法を提供すること、特に低温焼成という特長により電子部品、プラスチック等へのコーティングを可能とすること。【構成】 数平均分子量100〜5万のポリシラザンとアセチルアセトナト錯体(金属としてNi,Pt,Pd,Al,Rhなどを含む)を加熱反応して得られるグリシドール/ポリシラザンの原子比が0.000001〜2の範囲内かつ数平均分子量が約200〜50万のアセチルアセトナト錯体付加ポリシラザンを含有するコーティング用組成物。この組成物を基板に塗布後、50°C以上で焼成すると耐熱性、耐摩耗性、耐食性に優れたSi-N-O-M系又はSi-N-O-C-M(M=Ni,Pt,Pd,Al,Rhなど)系のセラミックス膜が得られる。
請求項(抜粋):
主として一般式(I):【化1】(但し、R1 ,R2 ,R3 はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、またはこれらの基以外でケイ素に直結する基が炭素である基、アルキルシリル基、アルキルアミノ基、アルコキシ基を表わす。ただし、R1 ,R2 ,R3 のうち少なくとも1つは水素原子である。)で表わされる単位からなる主骨格を有する数平均分子量が100〜5万のポリシラザンと、一般式(CH3 COCHCOCH3 )n M〔式中、Mはイオン価nの金属を表わす〕で示されるアセチルアセトナト錯体を反応させて得られる、アセチルアセトナト錯体/ポリシラザン重量比が0.000001〜2の範囲内かつ数平均分子量が約200〜50万のアセチルアセトナト錯体付加ポリシラザンを少なくとも含有するコーティング用組成物。
IPC (3件):
C09D183/16 PMM
, C08G 77/62 NUM
, C23C 18/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭61-225252
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特開昭63-119853
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