特許
J-GLOBAL ID:200903080149508642
永久磁石および永久磁石粉末の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大場 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-079524
公開番号(公開出願番号):特開平5-283217
出願日: 1992年04月01日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 高エネルギ-積および高保磁力を有する希土類-鉄-ボロン系永久磁石を安定に製造する。【構成】 希土類-鉄-ボロン系磁石溶解鋳造インゴットは、磁性を担う主相R2Fe14Bおよび保磁力に寄与するNdに富んだ相などの多相の結晶組織を有しており、各相の機械的性質はそれぞれ異なっている。このインゴットの中で、希土類に富んだ相は主相よりも酸化しやすいと同時に、水素処理を施すと粉砕されやすくなるので、必要な微粉粒度を得る間に希土類に富んだ相は過度に粉砕され、しかも、酸素量は多くなる。そこで、ジェットミルにより微粉砕した微粉を、風力を用いて粒径が5.0μm以下の存在確立が90%以上で投入組成よりも希土類量の富んだ粉末と、粒径が2〜15μmの存在確立が90%以上で投入組成よりも希土類量が少ない組成の粉末に分級し、この投入組成よりも希土類量の少ない粉末を圧縮成形し、焼結、熱処理することを特徴とする希土類永久磁石の製造方法である。
請求項(抜粋):
希土類-鉄-ボロンを主たる構成元素とする溶解鋳造インゴットを密閉容器内に収容した後、該容器内に水素ガスを供給し、得られた自然崩壊合金粉をジェットミルにより微粉砕し、風力を用いて粒径が5.0μm以下の存在確立が90%以上で投入組成よりも希土類量の富んだ粉末と、粒径が2〜15μmの存在確立が90%以上で投入組成よりも希土類量が少ない組成の粉末に分級し、この投入組成よりも希土類量の少ない粉末を圧縮成形し、焼結、熱処理することを特徴とする希土類永久磁石の製造方法。
IPC (2件):
前のページに戻る