特許
J-GLOBAL ID:200903080150429950

マクロモノマーおよびその重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087701
公開番号(公開出願番号):特開平6-298921
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【構成】 以下の[I]と[II]から製造する事を特徴とする下記式1で表されるマクロモノマーおよびその重合体。[I]として以下のA〜Cで表されるいずれかの樹脂。(A)ポリ乳酸。(B)乳酸ランダム共重合樹脂。(C)乳酸含有量が30〜95重量%の乳酸ブロック共重合樹脂。[II]として、[I]と反応しうる官能基とエチレン性二重結合とを持つ、分子量が500以下の低分子単量体。【化1】但し、式中のXは[I]と[II]を反応して生成する結合基であり、Yは[II]との反応に与った[I]の末端官能基を取り去って残る1価の、ポリ乳酸基、乳酸ランダム共重合樹脂基、乳酸ブロック共重合樹脂基のいずれかを、R1 は水素またはメチル基を、R2 は水素またはカルボキシル基または炭素数1〜20のアルキルエステル基を表す。【効果】本発明のマクロモノマーを含む重合体は微生物分解性とアルカリ加水分解性をかね備え、各種ポリマーの相溶化剤などの用途に広く利用できる。
請求項(抜粋):
[I]重量平均分子量が1,000〜50,000の範囲にある、(A)乳酸およびまたは環状ラクタイドから誘導されたポリ乳酸(B)乳酸およびまたは環状ラクタイドと、メルカプトカルボン酸、乳酸以外のヒドロキシカルボン酸、アミノカルボン酸等から選ばれた1種とから誘導された乳酸ランダム共重合樹脂、および(C)ポリ乳酸と、ポリメルカプトカルボン酸、乳酸以外のヒドロキシカルボン酸から誘導されたポリヒドロキシカルボン酸、ポリアミノカルボン酸から選ばれた1種とを原料として誘導された、乳酸含有量が30〜95重量%の乳酸ブロック共重合樹脂のいずれかの樹脂と[II]分子量が500以下の、イソシアネート基、グリシジル基、酸無水物基、アミド基、カルボキシル基およびヒドロキシル基からなる群から選ばれた1種の官能基とエチレン性二重結合とを同一分子末端にそれぞれ有する低分子単量体とから誘導された下記式1で示されるマクロモノマー。【化1】(式中Xは[I]の末端官能基であるヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基、メルカプト基等から選ばれた1種の官能基と[II]のイソシアネート基、グリシジル基、酸無水物基、カルボキシル基、ヒドロキシル基からなる群から選ばれた1種の官能基とを化学的に反応して生成する結合基であり、Yは[II]との反応に与った[I]の末端官能基を取り去って残る1価のポリ乳酸基、乳酸ランダム共重合樹脂基、乳酸ブロック共重合樹脂基のいずれかを意味し、R 1は水素またはメチル基を、R2 は水素、カルボキシル基または炭素数1〜20のアルキルエステル基をそれぞれ意味する。)
IPC (2件):
C08G 63/91 NPD ,  C08F299/02 MRR
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-283278
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-283278
  • 特開平4-283278

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