特許
J-GLOBAL ID:200903080152511590

交流電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339854
公開番号(公開出願番号):特開平6-165412
出願日: 1992年11月25日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 逆変換部とバイパス交流電源との相互の切り替えを無瞬断で行うことができ、切り替え時の横流の発生を抑制することができる交流電源装置を得る。【構成】 逆変換部2からの給電とバイパス交流電源3からの給電とを相互に切り替える場合、バイパス交流電源3の出力電圧をバイパス出力電圧検出回路11で検出し、電圧実効値変換回路12で実効値に変換してからバイパス電圧変換回路13でディジタル変換し、このバイパス電圧変換回路13の出力をマイクロコンピュータ5に入力し、逆変換部2の出力電圧をバイパス交流電源3の出力電圧に一致させるように電圧基準値を変化させる。【効果】 電圧基準値を変化させてから切り替えを行うので、逆変換部の出力電圧とバイパス交流電源の出力電圧との差異をなくすことができ、切り替え時の横流の発生を抑制することができる。
請求項(抜粋):
直流電源からの直流電力を交流電力に変換する逆変換部と、この逆変換部の予備としてのバイパス交流電源と、前記逆変換部の出力と前記バイパス交流電源の出力とを相互に切り替える切替部とからなり、かつ前記逆変換部を構成するスイッチング素子の駆動信号を作成する駆動回路と、この駆動回路に入力される制御信号を発生させる制御回路とを備え、前記制御回路が逆変換部の出力電圧を検出する逆変換部出力電圧検出回路とこの逆変換部出力電圧検出回路の出力をディジタル変換する逆変換部電圧変換回路、逆変換部の出力電流を検出する逆変換部出力電流検出回路とこの逆変換部出力電流検出回路の出力をディジタル変換する逆変換部電流変換回路およびバイパス交流電源の出力電圧を検出するバイパス出力電圧検出回路とこのバイパス出力電圧検出回路の出力をディジタル変換するバイパス電圧変換回路を有し、逆変換部からの給電時またはバイパス交流電源からの給電時はマイクロコンピュータで前記逆変換部電圧変換回路またはバイパス電圧変換回路の出力を電圧基準値と比較して基準正弦波を発生させ、この基準正弦波を電圧補正回路で前記逆変換部電圧変換回路の出力と比較して補正正弦波を発生させ、この補正正弦波を変調回路に入力して制御信号を得るようにし、逆変換部からの給電をバイパス交流電源からの給電に切り替える時またはバイパス交流電源からの給電を逆変換部からの給電に切り替える時、前記バイパス電圧変換回路の出力を前記マイクロコンピュータに入力して電圧基準値を変化させて制御信号を得るようにしたことを特徴とする交流電源装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭64-016231
  • 特開平4-244787
  • 特開昭62-173987
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