特許
J-GLOBAL ID:200903080160014937

銅電解液からのニッケルの回収方法及びその浄液方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-044523
公開番号(公開出願番号):特開平10-147823
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 ニッケルをそのままで製品価値を有する硫化ニッケルとして回収する方法の提供。【解決手段】 銅電解液に硫化水素ガスを接触させて、銅電解液中の銅、ヒ素、アンチモン及びビスマスを硫化物として分離除去し、次いで、液に水硫化ソーダを添加して、ニッケルを硫化ニッケルとして分離するとともに銅等の硫化物の生成用の硫化水素ガスを発生した後、消石灰又は炭酸カルシウムを添加し銅電解液中の硫酸と反応させて石膏を生成しそれを分離除去し、次いで、炭酸ナトリウム又は苛性ソーダを添加することにより、液中に残存しているニッケルを炭酸ニッケル又は水酸化ニッケルとしても分離回収できる。銅等の硫化物を除去した液は、浄液として電解工程に回送し循環使用できる。
請求項(抜粋):
銅電解液に硫化水素ガスを接触させて、銅電解液中の銅、ヒ素、アンチモン及びビスマスを硫化物として分離除去し、銅等の回収後、銅電解液に、水硫化ソーダを添加して、ニッケルを硫化ニッケルとして分離回収する、ことを特徴とする銅電解液からのニッケルの回収方法。
IPC (3件):
C22B 23/00 ,  C22B 15/14 ,  C25C 7/06 301
FI (3件):
C22B 23/04 ,  C22B 15/14 ,  C25C 7/06 301 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-005884
  • ニッケル、コバルトの回収方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-311438   出願人:大平洋金属株式会社
  • 特開昭59-229490
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