特許
J-GLOBAL ID:200903080161503567

フィルムアキュムレータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内藤 哲寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-087994
公開番号(公開出願番号):特開平5-254703
出願日: 1992年03月11日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】製造直後のフィルムを一時的に蓄えておくと共に、このフィルムに張力を付与するためのフィルムアキュムレータ装置において、ウェイト単体の追加、及びその取外しを行うことなく、フィルムに付与する張力を無段階に変化させられるようにすることである。【構成】昇降フレーム11の上昇端よりも上方の部分と、これの下降端よりも下方の部分に、それぞれ上鎖歯車軸15及び下鎖歯車軸23を水平に支持して、各鎖歯車軸15、23に取付けられた鎖歯車17、25に鎖18、26を巻き掛けて、その両端部をそれぞれ前記昇降フレーム11とバランスウェイト支持棒19に固定する。パウダークラッチにより制御されたトルクを前記下鎖歯車軸23に常時作用させて、このトルクとバランスウェイトとの併用によって、フィルムFに張力を付与する。
請求項(抜粋):
フィルム製造装置と、これから製造されたフィルムを巻取るための巻取装置との間に配置されて、昇降フレームに装着された複数個の可動ロールと、この可動ロールの下方に配置された複数個の固定ロールとの間にフィルムを交互に巻き掛け、該フィルムに張力を付与せしめるために前記昇降フレームにこれを常時上昇させるための張力付与力を作用させて、該張力付与力によって、前記各可動ロールに巻き掛けられている各フィルムに張力を付与せしめると同時に、前記フィルム製造装置と前記巻取装置とにおける各フィルム速度に差が生じた場合には、これに応じて前記昇降フレームを昇降させる構成のフィルムアキュムレータ装置において、前記昇降フレームの上昇端よりも上方の部分と、同じく下降端よりも下方の部分にそれぞれ鎖歯車軸を水平に配置して、各鎖歯車軸にそれぞれ取付けられた各鎖歯車に鎖を掛装すると共に、この鎖の両端部をそれぞれ前記昇降フレームに連結して、前記各鎖歯車軸の何れか一方にパウダークラッチにより制御されるトルクを常時作用させ、このトルクにより前記張力付与力を発生させるように構成したことを特徴とするフィルムアキュムレータ装置。
IPC (2件):
B65H 23/188 ,  B65H 20/32
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-188256
  • 特開昭58-188256

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