特許
J-GLOBAL ID:200903080163153636

光伝送路の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-054643
公開番号(公開出願番号):特開2000-347043
出願日: 2000年02月29日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】【課題】光ファイバ先端に、直線状の光伝送路を簡単に製造すること。【解決手段】光ファイバと光硬化性樹脂溶液を用いた光造形法である。透明容器110に混合溶液100を満たす。混合溶液100を、硬化開始点と屈折率の異なる2種類の光硬化性樹脂溶液の混合とする。また、屈折率は、ファイバからの出射角に応じて成分比調整する。第1工程で、光ファイバ200の1端をこの混合溶液100中に入れる。第2工程で、ファイバ端面からλ1 の短波長光を出射させ、混合溶液100中の1つの光硬化性樹脂溶液を硬化させる。これにより、コア部105を形成する。最後の工程で、混合溶液100の周囲から紫外線ランプでλ2 の光を照射する。これにより、混合溶液100全体が硬化されたクラッド部106を形成する。上記混合溶液100とこれらの工程により、直線状のコア部105が光ファイバ先端に直進性よく形成される。
請求項(抜粋):
光硬化性樹脂溶液に所定波長の光を導入し、光軸方向に該光硬化性樹脂溶液を硬化させることによって入射口から連続した光伝送路を作製する光伝送路の製造方法において、前記光硬化性樹脂溶液は第1の光硬化性樹脂溶液と該第1の光硬化性樹脂溶液より硬化開始波長が短い第2の光硬化性樹脂溶液との混合溶液であって、該混合溶液に前記第1の光硬化性樹脂溶液のみを硬化させる波長帯で光ビームを入射させて軸状のコア部を作製し、前記混合溶液の周囲より、前記第1および第2の光硬化性樹脂溶液を硬化させる波長帯で光を照射させて前記コア部周囲にクラッド部を作製し、前記コア部の屈折率が前記クラッド部の屈折率より大であることを特徴とする光伝送路の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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