特許
J-GLOBAL ID:200903080173795342
遊技機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人アイ・ピー・エス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-334167
公開番号(公開出願番号):特開2009-153666
出願日: 2007年12月26日
公開日(公表日): 2009年07月16日
要約:
【課題】圧縮動画データを使用した映像表示中に表示制御部のみにリセットが発生した場合でも、リセットに基づく初期設定処理からの復帰後に、遊技の進行状態にできるだけ同期した映像表示を素早く再開する。【解決手段】 IP圧縮動画データを使用した映像表示の途中にリセットが発生してホットスタートが設定された場合、リセットスタート処理からの復帰後に、装飾図柄制御基板における図柄CPUでは、表示スケジューラデータに基づいて、リセットスタート処理に必要な時間だけ表示順序が後のフレームを算出し、このフレームに対応するPピクチャ82を特定する。そして、図柄CPUは、このPピクチャ82の直近のIピクチャ83が描画されるタイミングで映像表示を再開する。【選択図】図21
請求項(抜粋):
遊技媒体を用いた遊技動作を制御する遊技制御部と、
前記遊技制御部の制御によって前記遊技動作に伴う演出動作を制御する演出制御部と、
前記演出制御部の制御によって表示動作を実行する表示装置とを備える遊技機において、
前記演出制御部は、
映像に必要な素材画像の表示に用いる素材画像データを不揮発的に記憶するとともに、表示すべき映像の構成に関する情報及び表示すべき映像を構成する各シーンの描画に必要な素材画像データを特定するための情報を含むスケジューラデータを不揮発的に記憶する不揮発性映像メモリと、
前記素材画像データを揮発的に記憶可能な第1の揮発性映像メモリと、
前記表示装置に対して映像表示を行うための映像表示プロセッサと、
映像の表示を制御する表示制御プログラムを実行して、前記スケジューラデータに基づく映像表示を実現するために、前記映像表示プロセッサに対して映像表示処理を指示するための複数のコマンドからなるコマンドリストを生成して前記映像表示プロセッサに転送する表示制御プロセッサと、
前記表示制御プロセッサにより使用されるデータを揮発的に記憶可能な第2の揮発性映像メモリと、
を含み、
前記映像表示プロセッサは、前記表示制御プロセッサから転送されてきたコマンドリストに基づいて、表示すべき映像に応じた素材画像データを前記不揮発性映像メモリから読み出して前記第1の揮発性映像メモリに展開するとともに前記第1の揮発性映像メモリに展開された素材画像データを用いて構成した映像を前記表示装置に表示させ、
前記素材画像データには、フレーム内での符号化のみが行われたフレーム内符号化ピクチャと、フレーム間での符号化が行われた予測符号化ピクチャとから構成された圧縮動画データが含まれ、
該圧縮動画データは、2つのフレーム内符号化ピクチャの間に複数の予測符号化ピクチャが存在し、予測符号化ピクチャはフレーム内符号化ピクチャの画像データに基づき順次復号され、
前記表示制御プロセッサは、
リセットに基づく初期設定時に、前記第2の揮発性映像メモリ内に格納されている特定領域のデータが破壊されているか否かを判定する判定手段と、
前記圧縮動画データを使用した映像表示の途中にリセットが発生し、前記判定手段により前記第2の揮発性映像メモリ内の特定領域のデータが破壊されていないと判定された場合、リセットに基づく初期設定処理からの復帰後に、前記スケジューラデータに基づいてリセットが発生した際に最後に表示されていたフレームと、リセットおよびリセットに基づく初期設定処理に要する推定時間とから表示順序が後のフレームを算出し、算出したフレームの直近のフレーム内符号化ピクチャから描画が再開されるように描画タイミングを調整するタイミング調整手段を有することを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
2C088BC22
, 2C088EA10
, 2C088EB68
引用特許:
出願人引用 (1件)
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遊技機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-269605
出願人:株式会社大万
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