特許
J-GLOBAL ID:200903080176909268
光ピックアップ及び光ディスク装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-020460
公開番号(公開出願番号):特開平10-222853
出願日: 1997年02月03日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 回折格子を用いて光ディスクからの反射光を光源近傍の光検出器に戻すことにより、複数の種類の光ディスクを兼用で再生または記録できること。【解決手段】 光学素子ブロック2には、光源1からの光を主光束及び2本の副光束に分離するための第1の回折格子23と光検出器に導くための第2の回折格子22を形成し、第2の回折格子22は4つの領域に分割され、光検出器3は、記録再生信号と、スポットサイズ法を用いたフォーカスエラー信号と、位相差法を用いたトラッキングエラー信号と、3スポット法を用いたトラッキングエラー信号と、ディファレンシャルプッシュプル法を用いたトラッキングエラー信号を検出できるような光検出部の配置になっている。3つのトラッキングエラー信号検出法は、ディスク種類判別手段の判別結果に基づき、システム制御回路により各光ディスクの種類に適した信号処理回路に切り替えられ実行される。
請求項(抜粋):
光源と、前記光源からの出射光を透過させる光学素子ブロックと、前記光学素子ブロックを透過した光を光ディスク上に集光させるとともに光ディスクからの反射光を再び前記光学素子ブロックに導く光学系と、前記光学素子ブロックからの回折光を受光して電気信号に変換する光検出器と、を備えた光ピックアップにおいて、前記光学素子ブロックは、前記光源側の第1の面及び前記光学系側の第2の面を有し、前記第1の面の前記光源からの光の透過する部分に、前記光源からの光を主光束及び2本の副光束に分離するための第1の回折格子を形成し、前記第2の面に光ディスクからの反射光を回折させ、前記第1の面の第1の回折格子の形成されていない部分を透過して前記光検出器に導くための第2の回折格子を形成しており、前記第2の回折格子は前記第1の回折格子の回折方向に延びる第1の分割線と、前記第1の分割線にほぼ直交する方向に延びる第2の分割線とを境界として4つの領域に分割され、光ディスク上で光束が焦点を結んでいるときには、このうち一方の対角に位置する2つの領域からなる第1の領域からの回折光の焦点は前記光検出器の手前側に位置し、他方の対角に位置する2つの領域からなる第2の領域からの回折光の焦点位置は前記光検出器より遠方に位置するように設定されており、前記光検出器は、前記第1の領域および前記第2の領域により回折される2本の副光束と、前記第1の領域により回折される主光束と、前記第2の領域により回折される主光束とをそれぞれ受光する光検出部を有しており、副光束を受光する2つの光検出部は、それぞれ前記第2の分割線の方向に沿って2つに分割されており、前記第1の領域から回折される主光束を受光する光検出部と前記第2の領域から回折される主光束を受光する光検出部は、それぞれ前記第2の分割線の方向に沿って4つに分割されていることを特徴とする光ピックアップ。
IPC (2件):
FI (2件):
G11B 7/09 B
, G11B 7/135 Z
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