特許

J-GLOBAL ID：200903080177629412

液晶パネルにおける被膜形成方法および液晶パネル

発明者： 神谷 茂
出願人/特許権者： 矢崎総業株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-293151
公開番号（公開出願番号）：特開平8-152645
出願日： 1994年11月28日
公開日（公表日）： 1996年06月11日
要約：

【要約】【目的】 作業性の悪化を伴うことなく、配線パターン上の金属薄膜の膜厚を充分なものとする。【構成】 ガラス基板7における液晶表示部9以外の表示部側配線パターン11,駆動側配線パターン15および共通配線パターン13上に、無電解めっき法により第1の金属膜を形成し、表示部側配線パターン11,駆動側配線パターン15の各端部11a,15a周辺の駆動用IC実装部17付近と共通配線パターン13とを除く液晶表示部9以外の領域に、表示部側配線パターン11と駆動側配線パターン15とを電気的に導通させる導電性マスク層を設け、表示部側配線パターン11,駆動側配線パターン15の各端部11a,15aおよび共通配線パターン13上に、電解めっき法により金めっき膜からなる第2の金属膜を形成し、最後に導電性マスク層を溶剤により除去する。

請求項（抜粋）：

基板上に配置された液晶表示部から引き出される表示部側配線パターン部分の端部と、外部からの表示部駆動用信号が入力される基板外周の共通配線パターンから引き出された駆動側配線パターン部分の端部との間に、前記液晶表示部を駆動させる駆動用ICが接続される液晶パネルにおける被膜形成方法において、前記液晶表示部以外の表示部側配線パターン、駆動側配線パターンおよび共通配線パターン上に、無電解めっき法により第1の金属膜を形成し、前記表示部側配線パターンおよび駆動側配線パターンの各端部周辺の駆動用IC実装部と前記共通配線パターン部位とを除く前記液晶表示部以外の領域に、表示部側配線パターンと駆動側配線パターンとを電気的に導通させる導電性マスク層を形成し、前記表示部側配線パターンの端部、駆動側配線パターンの端部および共通配線パターン上に、電解めっき法により第2の金属膜を形成し、その後前記導電性マスク層を溶剤により除去することを特徴とする液晶パネルにおける被膜形成方法。