特許
J-GLOBAL ID:200903080179580160

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107144
公開番号(公開出願番号):特開平10-140287
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】電気化学的な見地から、軸受の潤滑剤中に水が侵入しても優れた耐久寿命を備える転がり軸受を提供することを課題としている。【解決手段】内輪1に回転軸4を取り付け、外輪2をハウジング5に固定し、回転軸4が回転すると軸受は作動する。この場合、内輪1が回転側の軌道輪となり、外輪2が非回転側の軌道輪となる。内輪1、外輪2、及びコロ3を構成する素材は、4.5重量%以下のNi、0.5重量%以下のCuを含有する合金鋼から作製され、外輪2のCu当量よりもコロ3と内輪1のCu当量の平均値が高くなるように設定される。外輪2よりもコロ3と内輪1のCu当量の平均値を高く設定することで、潤滑剤中に水が侵入するような湿潤環境下であっても、通常の環境下で使用される軸受と同等の耐久寿命を持たせることが可能となる。
請求項(抜粋):
軌道輪及び転動体を、Niを4.5重量%以下,Cuを0.50重量%以下含有する合金鋼を素材としてそれぞれ作製する転がり軸受において、素材中のCu当量を下記(1)式のように定義したときに、非回転側軌道輪を構成する素材のCu当量よりも、回転側軌道輪と転動体を構成する素材のCu当量の平均値の方が高いことを特徴とする転がり軸受。 Cu当量(%) =〔素材中のCuの重量%〕 +0.3×〔素材中のNiの重量%〕 ・・・(1)
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/62
FI (4件):
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/16 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/62
引用特許:
出願人引用 (3件)

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