特許
J-GLOBAL ID:200903080179724463

車両用ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340028
公開番号(公開出願番号):特開平10-184746
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 初期制動の立ち遅れや当接音の発生がないようにする。制動初期から所定の制動トルクを得る。【解決手段】 パッドスプリング12に、ハンガーピン11のディスク半径方向内側に当接する第1当接部12bと、裏板4bのディスク回入側をディスク半径方向内側へ弾発する第1スプリング部12cと、切欠き段部3i,3iと当接して、第1スプリング部12cにディスク回出方向の付勢力を付与する第2当接部12f,12fと、吊下げ部4e,4eのディスク回入側面をディスク回出方向へ弾発し、第1スプリング部12cと共に裏板4bのディスク回出側面をディスク回出側のトルク受け部3kに押圧する第2スプリング部12g,12gとを設ける。
請求項(抜粋):
ディスクロータの外周を跨ぐキャリパボディのブリッジ部に天井開口部を設け、該天井開口部を通してディスクロータ両側部のトルク受け部の間に配設される一対の摩擦パッドのディスク半径方向外側面中央にそれぞれ吊下げ部を延設し、前記キャリパボディにディスクロータを跨いでディスク軸方向に架設される1本のハンガーピンを前記吊下げ部に挿通して、前記摩擦パッドをディスク軸方向へ移動可能に吊持すると共に、該摩擦パッドと前記ハンガーピンとの間にパッドスプリングを縮設した車両用ディスクブレーキにおいて、前記パッドスプリングに、前記ハンガーピンのディスク半径方向内側に当接する第1当接部と、前記摩擦パッドのディスク回入側をディスク半径方向内側へ弾発する第1スプリング部と、前記ハンガーピンよりもディスク回出側で前記キャリパボディに係合して、前記第1スプリング部にディスク回出方向の付勢力を付与する第2当接部と、前記吊下げ部のディスク回入側面をディスク回出方向へ弾発し、前記第1スプリング部と共に摩擦パッドのディスク回出側面をディスク回出側のトルク受け部に押圧する第2スプリング部とを設けたことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/097 ,  F16D 55/224 112
FI (3件):
F16D 65/097 B ,  F16D 65/097 C ,  F16D 55/224 112 E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ディスクブレーキキャリパ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-358159   出願人:本田技研工業株式会社, 日信工業株式会社
  • ディスクブレーキ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-185860   出願人:住友電気工業株式会社
  • 特開平1-188730

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