特許
J-GLOBAL ID:200903080180732160

合成樹脂板の固着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 研一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233172
公開番号(公開出願番号):特開平6-058312
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】合成樹脂板相互に樹脂ピンにより固着する際、予め合成樹脂板に下穴を形成することなく樹脂ピンの挿通を可能にして固着作業を効率的に行うことを可能にする。樹脂ピンにより固着された合成樹脂板を再利用する際、合成樹脂板とピンとの選別作業などをなくして合成樹脂板の再利用を効率的に行うことを可能にする。【構成】樹脂ピンおよびワッシャーを固着しようとする合成樹脂板と同一の合成樹脂で形成する。樹脂ピンの軸部一端に大径部を、また他端に先端鋭利で、かつ基端が軸部より大径状の被係合部を有した突刺部を一体形成する。押圧軸に取り付けられた樹脂ピンを重ね合わされた合成樹脂板に向かって押圧し、突入する突刺部により合成樹脂板に下穴を形成しながら軸部を挿通させるとともに合成樹脂板から突出した突刺部の被係合部にワツシャーを係合させる。切断部材によりワッシャーから突出した突刺部の先端部を切断部材により切断除去する。
請求項(抜粋):
重ね合わされた少なくとも2枚の合成樹脂板を樹脂ピンの一部にワッシャーを係合して固着する方法において、樹脂ピンおよびワッシャーは合成樹脂板と同一の合成樹脂からなるとともに樹脂ピンの軸部一端に大径部が、また他端に先端鋭利で、かつ基端が軸部より大径状の被係合部を有した突刺部が一体形成され、押圧軸に取り付けられた樹脂ピンを重ね合わされた合成樹脂板に向かって押圧することにより突刺部により合成樹脂板に下穴を形成しながら軸部を挿通させて突刺部の被係合部にワツシャーを係合させた後、ワッシャーから突出した突刺部の先端部を切断部材により切断除去することを特徴とする合成樹脂板の固着方法。

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