特許
J-GLOBAL ID:200903080196923852

水中観測用ブイ切り離し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 孝治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131128
公開番号(公開出願番号):特開平7-315283
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 構成が簡単でありながらも、水中観測用ブイの切り離しを確実にすることができるようにする。【構成】 フック51の基端部は電食ワイヤ52により取付台4上に押さえ止められているので、フック51は倒れた状態が保持される。この状態では、フック51の先端部は水中観測用ブイ2に設けた取付穴21に挿入される。その結果、水中観測用ブイ2はフック51に固定されて取付台4上に繋ぎ止められる。一方、水中観測装置1からの命令に基づいて電食ワイヤ52に電流が流れてこれが溶断すると、フック51がスプリング57による付勢力によって軸を中心として回転し、倒れた状態から立った状態になる。この過程で水中観測用ブイ2がフック51から外れる。
請求項(抜粋):
海底又は海中に設置した水中観測装置に装備されており、当該装置にて収集された観測データを蓄える機能を有した水中観測用ブイを切り離して海面上に浮き上がらせる水中観測用ブイ切り離し装置において、海底又は海中に設置するための取付台と、中央部が取付台上にて軸支されたコ字状の部材であって、軸を中心として倒立可能に設けられたフックと、水中観測用ブイの下部に形成されており、フックが倒れた状態でその先端部が挿入される取付穴と、フックを倒れた状態から立った状態にさせるべく、フックに対して付勢力を与える付勢手段と、フックの倒れた状態を前記付勢力に抗して保持するためにフックの基端部を取付台上に押さえ止める押さえ部材と、水中観測装置、水中観測用ブイ又はこれら以外の装置からの命令に基づいて押さえ部材による押さえ止めを解除するブイ切り離し手段とを具備したことを特徴とする水中観測用ブイ切り離し装置。
IPC (2件):
B63B 22/08 ,  G01C 15/00

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