特許
J-GLOBAL ID:200903080197800509

ウレタン系樹脂組成物及びウレタン系樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-205632
公開番号(公開出願番号):特開平11-100427
出願日: 1998年07月21日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 各種金属、磁器タイル等にも接着性が良好で、イソシアネート基含有量が比較的低い場合でも充分な硬化速度を有する樹脂を提供する。【解決手段】 基中に1個以上の一級アミノ基、アクリロイル基等を有する有機基(I)を有し、加水分解性基が直接1個以上の珪素原子に結合した珪素化合物と、有機基(I)と反応し得る有機基(II)を含有する有機化合物を反応させて、二級アミノ基を有する珪素化合物(合成物A)を合成する工程、ポリオール化合物とポリイソシアネート化合物を反応させて、フリーのNCO基を含有するウレタンプレポリマー(合成物B)を合成する工程及び合成物BのフリーのNCO基に対して合成物Aが0.5当量未満の範囲となる割合で、合成物Aと合成物Bを反応させる工程により製造された反応生成物並びにエポキシ基を有し、上記加水分解性基が直接1個以上の珪素原子に結合した珪素化合物を含有する樹脂組成物。
請求項(抜粋):
(1)その基中に一級アミノ基、二級アミノ基、アクリロイル基、ヒドロキシ基、エポキシ基又はメルカプト基から選ばれる基を1個以上有する有機基(I) を有し、アルコキシ基、アセトキシ基及びオキシム基から選ばれる加水分解性基が直接1〜10個の珪素原子若しくはチタン原子に結合した化合物(化合物(a))の1種若しくは2種以上の化合物と、有機基(I) と反応して二級アミノ基又はヒドロキシ基を有する化合物を生成し得る有機化合物(化合物(b))の1種若しくは2種以上の化合物とを同時又は逐次的に反応させて、その1分子内に2個未満の二級アミノ基又はヒドロキシ基を有し、該加水分解性基が直接1〜10個の珪素原子若しくはチタン原子に結合した化合物(合成物A)を合成する工程、(2)ポリオール化合物(化合物(c))、ポリチオール化合物(化合物(c-1))及び下記工程(4)で得られる合成物Cから選ばれる1種又は2種以上の化合物若しくは合成物とポリイソシアネート化合物(化合物(d))とを反応させて、その末端にイソシアネート基を含有するウレタンプレポリマー(合成物B)を合成する工程並びに(3)上記合成物Bのフリーのイソシアネート基に対して上記合成物Aが0.5当量未満となる割合で、上記合成物Aと上記合成物Bを反応させる工程により製造された化合物並びに1分子中にエポキシ基を有し、上記加水分解性基が直接1〜10個の珪素原子若しくはチタン原子に結合した化合物(化合物Y)の1種若しくは2種以上の化合物を含有することを特徴とするウレタン系樹脂組成物。(4)その分子末端にアミノ基、アクリロイル基、エポキシ基及びメルカプト基から選ばれる基(II)を1個以上有し、数平均分子量が50〜25000の化合物(化合物(e))と、基(II)と反応して二級アミノ基又はヒドロキシ基を有する化合物を生成し得る化合物(化合物(f))を反応させて、その分子末端に0.2個以上の二級アミノ基又はヒドロキシ基を有し、数平均分子量が50〜25000の化合物(合成物C)を合成する工程。
IPC (7件):
C08G 18/10 ,  C08G 18/61 ,  C08G 18/64 ,  C08G 18/83 ,  C08K 5/54 ,  C08K 5/56 ,  C08L 75/04
FI (7件):
C08G 18/10 ,  C08G 18/61 ,  C08G 18/64 ,  C08G 18/83 ,  C08K 5/54 ,  C08K 5/56 ,  C08L 75/04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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