特許
J-GLOBAL ID:200903080206558716

三次元レーダー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062293
公開番号(公開出願番号):特開平6-273522
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】三次元レーダー装置における追尾目標の航跡品質を低下させずに航跡データの更新を行ない、追尾性能を向上させる。【構成】空中線装置1はフェーズドアレイアンテナ11と送信部12とを有し、捜索ビーム走査モードと追尾ビーム走査モードとによって目標の捜索,追尾を行なう。目標の検出とその位置情報の算出とは信号処理装置2の目標検出/測角処理部21で行なう。航跡位置は航跡位置更新部22で更新されつつ追尾ビーム形態選択部23に供給され、これにより追尾ビーム走査モードでの送信数を決定しビーム制御装置3のビーム走査スケジューリング部31は追尾ビームの送出回数を目標数および航跡品質に応じて決定し、ビーム走査方位/仰角計算部32は追尾ビームの予測位置を決定する。
請求項(抜粋):
フェーズドアレイアンテナと送信部および受信部とを有し前記フェーズドアレイアンテナの電子走査により目標捕捉のための捜索ビーム走査モードと目標捕捉後の追尾ビーム走査モードとによる送受信を行なう空中線装置と、前記空中線装置の送信情報および受信情報を受けて移動目標を検出しその航跡位置を更新しつつ前記航跡位置の品質と前記移動目標の距離とクラッタ状況とにもとづいて前記追尾ビーム走査モードにおける送信数を所定数の検出目標を対象として決定する信号処理装置と、前記捜索ビーム走査モードと複数の前記追尾ビーム走査モードとを含むビーム走査の時間割付の内容を示すビーム走査スケジューリングの初期パターンをあらかじめ設定し前記信号処理部の決定する前記追尾ビーム走査モードにおける送信数にもとづいて前記追尾ビーム走査モードの時間帯設定を行ないこの設定時間帯における前記移動目標の高度を含む予測位置を計算して前記空中線装置を前記追尾ビーム走査モードの送信数と設定時間帯かつ前記予測位置の指向のもとに追尾ビーム走査させるビーム制御装置とを備えることを特徴とする三次元レーダー装置。
IPC (2件):
G01S 13/66 ,  G01S 7/02

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