特許
J-GLOBAL ID:200903080209223367

空燃比検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-182533
公開番号(公開出願番号):特開2001-013107
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 酸素ポンプ部が未活性であるときには酸素センサ部の検出信号を用いることにより、検出動作を早期に開始できるようにする。【解決手段】 空燃比センサ1のセンサケース2には、電極9,10間の酸素センサ部8と、電極13,14間の酸素ポンプ部12とを設け、これらをヒータ16により加熱して活性化する。また、信号出力処理回路18は空燃比信号VOUTを出力する。さらに、信号切換器19は、酸素ポンプ部12が未活性であるときに電極9,14間の暫定酸素濃度信号Vt を出力し、酸素ポンプ部12が活性化した後には空燃比信号VOUT を出力する。これにより、コントロールユニット20は、酸素ポンプ部12が未活性状態であっても、暫定酸素濃度信号Vt を用いて空燃比制御を早期に開始することができる。
請求項(抜粋):
酸素イオン伝導性を有する材料により形成され、排気ガスが拡散層を介して流入するガス室と該ガス室とは遮断された大気室とが設けられたセンサケースと、該センサケースに設けられ、前記大気室側に配置した第1の電極と前記ガス室側に配置した第2の電極との間で前記各室間の酸素濃度に応じた酸素濃度信号を出力する酸素センサ部と、前記センサケースに設けられ、前記ガス室側に配置した第3の電極と外部に面して配置した第4の電極との間に酸素ポンプ信号が入力されることにより前記センサケースを透過して前記ガス室に酸素イオンを流入、流出させる酸素ポンプ部と、前記センサケースに設けられ、外部から給電されることにより前記酸素センサ部と酸素ポンプ部とを加熱するヒータと、前記第1,第2の電極から出力される酸素濃度信号に応じて前記第3,第4の電極間に前記酸素ポンプ信号を出力し、該酸素ポンプ信号による前記第3,第4の電極間への給電量に応じて前記ガス室の酸素濃度に対応した空燃比信号を出力する空燃比出力手段と、該空燃比出力手段から入力される空燃比信号側と前記酸素センサ部から入力される酸素濃度信号または前記第1,第4の電極間から入力される暫定酸素濃度信号側とのうち、いずれか一方側の信号を切換えて出力する信号切換手段と、該信号切換手段に接続して設けられ、前記酸素濃度信号または暫定酸素濃度信号を用いて前記酸素ポンプ部が活性化したことを判定したときに、該信号切換手段に対し空燃比信号を出力させるための切換信号を出力する切換制御手段とから構成してなる空燃比検出装置。
IPC (2件):
G01N 27/419 ,  G01N 27/409
FI (2件):
G01N 27/46 327 N ,  G01N 27/58 B
Fターム (7件):
2G004BB04 ,  2G004BD15 ,  2G004BD17 ,  2G004BK04 ,  2G004BL16 ,  2G004BL20 ,  2G004BM09

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