特許
J-GLOBAL ID:200903080212267111

巻鉄心変圧器の解体方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-163979
公開番号(公開出願番号):特開2000-350981
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】【課題】変圧器に手を触れることなくその解体を行うことができる巻鉄心変圧器の解体方法を提供する。【解決手段】巻鉄心変圧器TRを作業台15の上に位置決め固定して、コイル2,2間に楔24を挿入することにより、コイル2,2を互いに引き離す方向に変位させて巻鉄心1の継鉄部1cを接合部のところで切離し、継鉄部1cを2つの継鉄半部1c1,1c2に分離する。その後、コイル2,2を固定した状態で巻鉄心1を移動させて、巻鉄心1をコイル2,2から引き抜く。
請求項(抜粋):
鋼帯の積層体からなっていて、対の脚部と両脚部の一端側及び他端側をそれぞれつなぐ対の継鉄部とを有し、一方の継鉄部に各鋼帯の両端を接合する接合部が設けられた巻鉄心と、前記巻鉄心の対の脚部にそれぞれ巻装された対のコイルとを備えた巻鉄心変圧器を解体する方法において、前記対のコイルの間に楔を挿入して両コイルを引き離す方向に変位させることにより前記巻鉄心の前記一方の継鉄部を接合部のところで切り離して該一方の継鉄部を第1の継鉄半部と第2の継鉄半部とに分離する継鉄部切離し工程と、前記巻鉄心の一方の継鉄部を構成していた第1の継鉄半部及び第2の継鉄半部にそれぞれ金型を当てて、それぞれの継鉄半部の曲りを矯正する継鉄部矯正工程と、前記コイルと各継鉄半部の曲りが矯正された巻鉄心とをコイルの軸線方向に相対的に変位させることにより前記コイルと巻鉄心とを分離するコイル鉄心分離工程と、を行うことを特徴とする巻鉄心変圧器の解体方法。
Fターム (6件):
4D004AA22 ,  4D004AC05 ,  4D004BA05 ,  4D004CA02 ,  4D004CA12 ,  4D004CB50
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3232285号

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