特許
J-GLOBAL ID:200903080218455947

タスク実行制御装置及びタスク実行制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-328193
公開番号(公開出願番号):特開2003-131892
出願日: 2001年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月09日
要約:
【要約】【課題】 予め実行時刻が決まっている優先度の高いタスクが、共有資源の排他制御や優先度逆転現象による影響を受けず決められたタイミングで実行されるようにするタスク実行制御装置を提供する。【解決手段】 セマフォ管理部131は、タスクCの共有資源獲得時に、タスクCの資源解放予想時刻を、タスクAの次の起動予定時刻と比較して、前者が後者より早ければタスクCに資源占有を許す。また、タスクCが資源占有中に第3のタスクBによる割り込み処理が生じた場合、優先度管理部132は、タスクBの「割込処理時間」の累計が許容限度に達した時点でタスクCの優先度をタスクAと同じ優先度に上げるようスケジューリング部11を制御する。
請求項(抜粋):
実行開始予定時刻が予測可能な第1のタスクと共有資源を占有使用する時間長が既知である第2のタスクとが資源を共有するシステムにおいて、前記第1のタスクの優先度が前記第2のタスクの優先度よりも高いという条件の元でタスクのスケジューリングを行うタスク実行制御装置であって、前記第2のタスクによる共有資源の占有に先立って、前記第1のタスクの次回実行開始予定時刻と前記第2のタスクが前記共有資源を解放すると予想される解放予定時刻とを求める時間算出手段と、前記次回実行開始予定時刻と前記解放予定時刻とを比較して、前記解放予定時刻より前記次回実行開始予定時刻が早ければ、前記第2のタスクに前記共有資源の占有を許さず、一方、前記解放予定時刻より前記次回実行開始予定時刻が早くなければ、前記第2のタスクに前記共有資源の占有を許す資源管理手段、を有することを特徴とするタスク実行制御装置。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F 9/46 340 B ,  G06F 9/46 340 F
Fターム (5件):
5B098BB08 ,  5B098CC01 ,  5B098GA04 ,  5B098GC01 ,  5B098GC03

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