特許
J-GLOBAL ID:200903080220505870

トンネル用ライニング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186505
公開番号(公開出願番号):特開平11-030095
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 回転投射式のトンネル用ライニング装置を、摩耗や閉塞トラブルが生じ難く、かつ効率的な施工が可能な構造にする。【解決手段】 縦置き円筒状のケーシング5の上端側にライニング材料並びに急結剤の導入口8・10を設け、導入口8を介して導入されたライニング材料を重力の作用でケーシング内を降下させながら攪拌部材7で急結剤と混合するようにすると共に、ケーシングの側方に配置された投射部3との連絡筒18をケーシングの下部に横方向に設け、下部に配置された攪拌部材7と回転円板13とによって、降下してきたライニング材料を連絡筒を介して投射部に向けて移送するようにする。特に、投射部を、一対の円板26・27間に羽根板28が介装されたインペラ20の外周に無端ベルト21を巻き掛けると共に、インペラの一部が解放されるように無端ベルトを複数のプーリ22で案内するものとする。
請求項(抜粋):
縦置き円筒状のケーシングの上端側に流動状態にあるセメント系のライニング材料並びに急結剤の両導入口を設け、該導入口を介して導入されたライニング材料を重力の作用で前記ケーシング内を降下させながら攪拌手段で急結剤と混合する混合部と、該混合部を流通して急結剤が混入されたライニング材料を掘削壁面に向かって投射する投射部とを有するトンネル用ライニング装置であって、前記混合部のケーシングの下部に、該ケーシングの側方に配置された前記投射部との連絡筒を横方向に設けると共に、急結剤と混合されたライニング材料を前記連絡筒を介して前記投射部に向けて移送する送り手段を設けたことを特徴とするトンネル用ライニング装置。

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