特許
J-GLOBAL ID:200903080225667402

フォーマッタ及びフォーマッタの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319756
公開番号(公開出願番号):特開平10-164170
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 入力データが極端に短くなったとき、そのときのダブルバッファに記憶した正規のデータが全部読み出されないことが起き、正規のものより短いデータが出力される。【解決手段】 データライト終了監視部6からのデータライト終了情報を受け取り、かつ、データ先頭信号が入力されたときにダブルバッファ1の切り替え動作に移行する。このため、所定のサイズのデータ書き込みがなされないうちに、データ先頭信号が入力された場合には、ダブルバッファ切り替え制御部7は、ダブルバッファ1を切り替える動作には移行せず、読み出しを続ける。書き込み側は、データ先頭信号の入力によりライトアドレスをリセットするので、書き込みが完了していない不正なデータに、次の変換対象データが上書きされる。また、未取得データ情報制御部10は、上書きされた位置情報を外部に取り出す。
請求項(抜粋):
第1及び第2のバッファを有し、データのフォーマット変換を行うために一方のバッファに入力データを書き込み、他方のバッファから記憶データを読み出すダブルバッファと、前記ダブルバッファの書き込み側のバッファに前記入力データを書き込むためのライトアドレスを、前記入力データの所定単位の始まりを示す外部入力データ先頭信号に同期して発生するライトアドレス発生部と、前記入力データのフォーマット変換と付加情報多重のために前記ダブルバッファの読み出し側のバッファに外部より設定したリードアドレスを供給すると共に、書き込みレートよりも速いレートで該読み出し側のバッファからデータを読み出す読み出し制御手段と、前記データ先頭信号入力時に前記付加情報を取り込む付加情報制御部と、前記ダブルバッファの書き込み側バッファへの前記入力データの書き込みの終了を監視するデータライト終了監視部と、前記データ先頭信号と前記データライト終了監視部から出力された終了情報とが共に入力されたときに、前記ダブルバッファの書き込み側のバッファを読み出し側に、かつ、読み出し側のバッファを書き込み側に切り替えるダブルバッファ切替制御部と、前記付加情報制御部からの前記付加情報と前記ダブルバッファの出力データを多重して出力する多重部とを有することを特徴とするフォーマッタ。

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