特許
J-GLOBAL ID:200903080236236330

バス中継装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-076040
公開番号(公開出願番号):特開平7-281994
出願日: 1994年04月14日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】高速転送を行なえない低速デバイスからバスを介してデータをリ-ドする際に要するバス占有時間を短縮する。【構成】SCSI中継装置106は、ホストコンピュ-タ101よりリ-ドコマンドを受け取ると、データバッファ(RAM)108に対応するデータが存在しない場合には、一旦、メインSCSIバス104aを解放し、低速デバイス103よりサブSCSIバス104bを介して、要求されたデータサイズより大きなサイズのデータをデータバッファ108に、低速デバイス103がサポ-トする最大転送速度でリ-ドする。充分なデータが格納できたら、メインSCSIバス105aの占有権を再獲得し、先に受け取ったライトコマンドで要求されたデータを、ホストコンピュ-タ101がサポ-トする最大転送速度で転送する。データバッファ108に対応するデータが存在する場合には、このデータをホストコンピュ-タ101がサポ-トする最大転送速度で転送する。
請求項(抜粋):
1以上のイニシエ-タと1以上のタ-ゲットを接続可能なバスと、デバイスを接続したサブバスとに、それぞれ接続し、前記イニシエ-タと前記デバイス間のデータ転送を仲介するバス中継装置であって、前記デバイスのIDと前記イニシエ-タのIDの設定を受付ける手段と、受付けたIDを保持する手段と、前記イニシエ-タに対して前記デバイスとして、前記デバイスの代わりに、前記イニシエ-タとの間で前記バスを用いて行なう転送の転送速度を調停する手段と、前記デバイスに対して前記イニシエ-タとして、前記イニシエ-タの代わりに、前記デバイスとの間で前記バスを用いて行なう転送の転送速度を調停する手段と、前記イニシエ-タが前記デバイスに与えられたIDに対してバス上に発行した要求を取り込む手段と、取り込んだ要求に応じて接続したデバイスを、前記イニシエ-タの代わりに、前記イニシエ-タとして制御し、制御に対する前記デバイスの応答に基づいて前記取り込んだ要求に対する実行結果を、前記イニシエ-タに対して前記デバイスとして、保持した前記イニシエ-タのIDを有するイニシエ-タに応答する制御手段とを有することを特徴とするバス中継装置。

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