特許
J-GLOBAL ID:200903080241186031

トランスファモールド方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-179757
公開番号(公開出願番号):特開平6-029336
出願日: 1992年07月07日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 トランスファモールド方法において、スループットを向上する。歩留りを向上する。【構成】 行列状のマトリクスに対して、各キャビティ2の辺を概略45度傾けて配列し、上側の行のキャビティ2の一つの角部にゲート3を連結すると共に、対向する角部に連結ゲート4を介して、下側の行のキャビティ2の一つの角部を結連する。【効果】 連結ゲート4により、上下の行のキャビティ2間を連結できるので、樹脂の充填速度を速くし、スループットを向上できる。上側及び下側の夫々の行のキャビティ2の一つの角度から樹脂を注入できるので、樹脂の回り込みを良好にし、樹脂注入時の巣の発生を防止また低減できる。
請求項(抜粋):
成型金型の平面形状が方形状の複数個のキャビティ内部に、ポットからランナ、ゲートの夫々を通して樹脂を充填し、前記複数個のキャビティ内に複数個の樹脂成型体を形成するトランスファモールド方法において、第1キャビティの方形状の一方の対角線の一端側に相当する領域を第1ゲートを通してランナに連結するとともに、前記第1キャビティの一方の対角線の他端側に相当する領域に第1連結ゲートを通してかつ一方の対角線の方向をほぼ一致させた状態で第2キャビティを連結し、前記第1キャビティと他方の対角線の方向をほぼ一致させた状態で第3キャビティを配置し、この第3キャビティの方形状の一方の対角線の一端側に相当する領域を第2ゲートを通してランナに連結するとともに、前記第3キャビティの一方の対角線の他端側に相当する領域に第2連結ゲートを通してかつ一方の対角線の方向、及び前記第2キャビティの他方の対角線の方向をほぼ一致させた状態で第4キャビティを連結する成型金型を準備する段階と、この成型金型のランナから第1ゲート、第1キャビティ、第1連結ゲート、第2キャビティの夫々に樹脂を注入するとともに、第2ゲート、第3キャビティ、第2連結ゲート、第4キャビティの夫々に樹脂を注入する段階とを備えたことを特徴とするトランスファモールド方法。

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