特許
J-GLOBAL ID:200903080244794725

筒内噴射エンジンの燃焼制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-156355
公開番号(公開出願番号):特開平9-004499
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 筒内噴射エンジンにおいて、同時点火の際の非燃焼対象気筒の過早着火を防止し、エンジン出力性能を確保するとともに、排気エミッションの悪化を防止する。【構成】 点火時期ADVFに続く放電期間SPTと燃料噴射開始時期INJSTに続く燃料噴射量Tiによる燃料噴射期間とが、同時点火の気筒のうちの燃焼対象でない気筒においてオーバーラップしているか否かを判定し、オーバーラップしていない場合、エンジン回転数Neと燃料噴射量Tiとに基づいて設定した燃料噴射開始時期INJSTを最終的な燃料噴射開始時期とし、オーバーラップしている場合には、点火時期ADVF及び放電期間SPTから放電終了時期SPEを求め、この放電終了時期SPEを最終的な燃料噴射開始時期INJSTとしてテーブル参照の燃料噴射時期INJSTを遅延させることで、同時点火の際の非燃焼対象気筒の過早着火を防止する。
請求項(抜粋):
エンジン回転数とエンジン負荷とに基づいて設定した燃料噴射開始時期で気筒内に燃料を直接噴射し、サイクル位相が360°毎に異なる2つの気筒を同時に点火して燃焼対象気筒内の混合気に着火する筒内噴射エンジンの燃焼制御方法において、同時点火される気筒のうちの非燃焼対象気筒における過早着火発生期間をエンジン運転状態に基づいて求め、この過早着火発生期間に基づいて過早着火を防止する過早着火防止燃料噴射開始時期を算出し、上記過早着火防止燃料噴射開始時期が上記燃料噴射開始時期よりも早いとき、上記燃料開始時期を上記非燃焼対象気筒における最終的な燃料噴射開始時期とし、上記過早着火防止燃料噴射開始時期が上記燃料噴射開始時期よりも遅いときには、上記過早着火防止燃料噴射開始時期を上記非燃焼対象気筒における最終的な燃料噴射開始時期とすることを特徴とする筒内噴射エンジンの燃焼制御方法。
IPC (6件):
F02D 41/34 ,  F02B 23/10 ,  F02D 41/02 335 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02P 5/15
FI (6件):
F02D 41/34 F ,  F02B 23/10 Z ,  F02D 41/02 335 ,  F02D 43/00 301 B ,  F02D 43/00 301 J ,  F02P 5/15 B

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